前後太足化によるスタンダードスタイルのマジェCカスタム

掲載日:2020年10月27日 プロが造るカスタム    

取材協力/TOP MOST 取材・写真・文/ガスグラフィックス

前後太足化によるスタンダードスタイルのマジェCカスタムのメイン画像
ヤマハ マジェスティC(トップモスト)

ガラスフレークを使用して
ホワイト感を強調させた

ロングホイールベース、フロントは5.5J、リアは9.5Jで太足化。製作したトップモストオリジナルのフルエアロを纏い、シンプルな2本出しサイレンサーを装着と、現在の定番スタイルを余すところなく盛り込まれたこちらのマジェスティC。撮影日は暗転した雲が広がる雨模様だったにも関わらず、眩い印象を感じた理由は、そのカラーリングにあった。

使用された塗料は4輪用。トヨタマークXのクールホワイトパールクリスタルシャインという名称の純正色。そこにブルーやグリーンが混じるガラスフレークをコートしたことで、シャープなホワイトが表現されている。マジェスティCの純正色であるシルキーホワイトや一般的に使われるホワイトパールは、黄色味が強い。トップモストの田口さん曰く、「より真っ白な雰囲気を演出するために選んだ」のが、この色味だったそうだ。

前後太足化によるスタンダードスタイルのマジェCカスタムの01画像

ビッグスクーターは外装面積が広いため、カラーリングでオリジナリティを主張するのは重要な要素。しかし、この車輌のようなシンプルな単色は、その面積の広さが仇となり、逆に没個性となるリスクもある。自分の愛車をどんな色で彩るのか? プロショップと共にカラーリングを探求することも忘れてはいけない。

詳細写真

前後太足化によるスタンダードスタイルのマジェCカスタムのカスタム03画像

切削加工が美しい小振りなプレートを使ったセパレートハンドル。ニッシン製別体マスターシリンダーや、フロントフェイスのチョップ加工により換装されたデジタルメーターと共に、非常にコンパクトなハンドルまわりが完成。

前後太足化によるスタンダードスタイルのマジェCカスタムのカスタム04画像

FRPフラットシートの人気商品、トップモストオリジナルのバーチー岩石シート。ここにもボディ同色のクールホワイトパールクリスタルシャインをペイント。光の加減によって、うっすらとブルーの色味も確認できる。

前後太足化によるスタンダードスタイルのマジェCカスタムのカスタム05画像

リアホイールはワークのエクイップ01。9.5Jという太いリム幅の奥行感を出すため、リムカラーもボディと同色にペイント。インナー部分はフレームやマフラーと同じブラックとすることで、ホワイト&ブラックを徹底した。

前後太足化によるスタンダードスタイルのマジェCカスタムのカスタム06画像

フロントホイールも今や定番の太足化で4.5Jを選択。リア同様にリムやピアスボルトまでをホワイト、インナーをブラックに。キャリパーやサポート、フロントフォークにも余計な色味は加えずブラックで統一。

前後太足化によるスタンダードスタイルのマジェCカスタムのカスタム07画像

フロントフェイス、サイド、シート、リアスポイラーと全てトップモスト製を装着。長きに渡って支持されている人気商品だ。シャープな2眼ヘッドライトは、プロジェクター化することで照度を向上させた。

カスタムポイント
  • ●フロントフェイス…TOPMOST SYUフェイス ●サイドカウル…TOPMOST SUGASHINサイド ●リアスポイラー…TOPMOST バーチー天使の羽 ●シート…TOPMOSTバーチー岩石シート ●マフラー…TOPMOSTワンオフ ●サスペンション…エアサス ●ホイール…フロント:5.5J、リア:ワーク エクイップ01 9.5J ●キャリパー…フロント&リア:BREMBO ●ハンドル…セパレートハンドル ●マスターシリンダー…フロント&リア:NISSIN ●グリップ…DOMINO ●カラー…TOYOTAマークX ブルーパール&ガラスフレーク ●その他…ロングホイールベースフレーム加工、ヘッドライトプロジェクター加工、メーター加工

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