掲載日:2018年02月28日 プロが造るカスタム
取材協力/インターセプト
取材・写真・文/ガスグラフィックス
フレーム加工を施すことで、リアホイールの位置をボディ後端よりもさらに後部に配置し、ノーマルよりもさらにスタイリッシュなボディバランスを獲得できる。これが、ロングホイールベースカスタム、いわゆる『ロンホイ』加工の始まりだった。
以前は専用のキットが販売されていたこともあったが、ハード指向のこだわりユーザー達が、絶妙な長さを求めてフレームのワンオフ加工を追求したことで、いつしかこの加工はライトカスタムよりもワンステップ上の、ハードカスタムへと昇華していった。
フレーム加工には、一般的なバイクのチューニング・カスタム技術とは異なる溶接技術が求められるため、普通のバイクショップでは手に負えない領域だ。その結果、バイクショップとしての技術はもちろんだが、フレーム加工技術を持つショップこそがスクーターのカスタムショップとして認知されるようになっていった。
このマジェスティCのカスタムを担当した大阪のインターセプトは、正にビッグスクーターカスタムの創世記よりフレーム加工を手掛けてきた老舗ショップである。ロンホイ加工の技術は当然だが、誰が見てもかっこいいと感じる絶妙なバランス感など老舗だからこそもつノウハウがこの車両に投入されているのだ。
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