掲載日:2018年02月14日 プロが造るカスタム
取材協力/オルタネイティブ
取材・写真・文/ガスグラフィックス
車両全体に施されたカラーリングは、皆さんご存知のマジョーラ。見る角度や光の当たり方で様々な色に変化する特殊ペイントだ。マジョーラという言葉の成り立ちは、ラテン語で魔法を意味する「Magia」と、自然界で見られる自然現象のオーロラ「Aurora」を組み合わせた言葉だとか。
反り上がるスポイラーも含めサイド、フロントアンダーはBELLバッドボーン。そしてシートは、ホールド性と共にデザイン性に優れたDr.SUDA製を装着。この二つのブランドのパーツを装着した車両は、最近ではなかなかお目にかかれない。
ロングサイレンサーをカチ上げているマフラーも、MUSASHI製SPEC-Rという懐かしい商品。目立つだけでなく、実際にパワーアップ効果があるため、BELL製エアロと同様にマフラー関係の製品として一世を風靡した。
前後キャリパーは定番のBremboを装着。ビッグスクーターのカスタムが流行り始めた時代は、この商品だけでも充分に価値があるものだった。それがいつしか、カスタムの定番アイテムへと変化していったのだ。
インナーに施されたペイントは懐かしのラップペイント。ペイント時にサランラップなどのフィルムを使用して模様を作る技法だ。その後、大胆なカラーチェンジはミューラルペイントなどに移行したことにより最近のカスタムスタイルとしてあまり見かける機会が少ない珍しい技法だ。
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