掲載日:2018年01月24日 プロが造るカスタム
取材協力/インターセプト
取材・写真・文/ガスグラフィックス
ノーマル車両を改造し、どんなスタイルに仕上げるか?それに悩むユーザーにヒントを与える良サンプルがここにある。細かい説明をするまでもなく一目瞭然なスタイリングに仕上がっているフュージョン。大胆にも車体をカットしてショート加工が施されている。“ロー&ロング”というスクーターカスタムカルチャーの様式美と逆をいくこのアイデアに、スクーター乗り、バイク乗りはもちろんだが、何も知らない人でさえもこれを見れば笑顔を見せてくれる。カッコつけて斜めに構えることだけがカスタムではないのだと、カスタム道的な悟りの境地を拓いてくれそうなこの“ショート"フュージョンはいかがだろう?
製作は大阪のインターセプト。元々は「短いフュージョンがあったら、可愛いんじゃない?」というノリでデモ車を製作。それを見たお客さんが気に入り、もう1台、このホワイトバージョンが製作されたのだ。真正面、あるいは真後ろから見れば、普通のフュージョン。しかし、真横から見た瞬間に誰もが口にする「短いっ!」の言葉と共に笑顔が見えれば、オーナーとインターセプトにとっては狙い通りということになるのだ。カスタムは自分の個性を発揮する場所。どのようにして自分らしさを表現するのか。その答えのひとつがこの車両にあると思う。
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