

掲載日:2016年10月05日 試乗インプレ・レビュー
取材・文/佐川 健太郎 写真・動画/山家 健一 衣装協力/HYOD
1946年に誕生したベスパは、スクーターというジャンルをライフスタイルに根付かせた初めてのブランドとして知られる。開発当初から操作が簡単で、オイルで服が汚れず、女性がスカートでも乗れるバイクという現在につながるコンセプトを、70年前にすでに具現化していたのがベスパである。航空機製造の技術を応用したスチールモノコックボディや片持ち式のフロントサスペンション、エンジンと駆動部が一体となったユニットスイング方式などは、ブランド立ち上げ当初から一貫して受け継がれてきたデザインである。「ローマの休日」をはじめとする多くの映画やTVドラマにも登場するなど、時代を映すファッションアイコンとしても、スクーターという価値を超えた存在と言っていいだろう。今回はそのベスパの代表的モデル、GTS250を紹介したい。
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