掲載日:2016年09月29日 試乗インプレ・レビュー
取材・文・写真/野岸"ねぎ"泰之
ボディはグラマラスで迫力あるもので、原付二種クラスや250ccのスクーターを見慣れた人にはかなり大きく感じるかもしれない。ただ外観デザインはエッジの効いたスポーティなもので、鈍重なイメージは皆無だ。
デュアルタイプのヘッドライトと組み合わされるのは、LEDのテールランプやウインカーで、被視認性もよく洗練された雰囲気を醸し出している。
メーターパネルは左側に速度と燃料計、右側に回転数ほか多くの情報を表示できる大型の液晶パネルを配したタイプ。スピード表示は200km/hまで刻んであり、走りの良さを予感させてくれる。
左側の蓋付きグローブボックスの内部には、スマートフォンなどの充電に便利なDC12Vのアクセサリーソケットが設置されている。シガーソケットタイプなのでプラグを挿したままスマホを収めるのは難しそうだが、走行中に電源を取れるのはありがたい。シート下のトランクスペースは深型で、このクラスのスクーターとしては決して大きい方ではないものの、ヘルメットを1個入れた他にもレインウェア等の小物を入れる余裕がある。