

掲載日:2007年12月10日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
1990年代にはじまったビッグスクーターブームは、今や流行の域を超え1ジャンルとしてしっかりと根付いた感がある。各メーカーとも精力的にラインアップを展開しており、スズキも1998年より「スカイウェイブ」シリーズを展開している。国内メーカーでは最後発ゆえ、当初から他モデルにくらべてハイスペックな仕様なのが特徴で、前モデルであるCJ43型で大きな人気を博した。そして2005年にはフルモデルチェンジが行われDOHCエンジンと新設計フレームを採用。現行の250ccスクーターの国内モデルの中では出力的には最も高い1台となっている。
今回の「スカイウェイブTYPE-M」は、現行モデルに電子制御式CVTを採用したモデルで、オートマチック走行だけでなくクルマのスポーツATモデルのように手元のボタンでシフトチェンジを可能にしている。ビッグスクーターといえばどうしても快適性重視に思われがちな中、7速マニュアルモードを搭載してきたスカイウェイブTYPE-M。EFI採用のDOHC4バルブエンジンとこの変速機構がどのような走りを生み出しているのか、そしてビッグスクーターの中でもハイレベルといわれるコンフォート性能がどれほどのものなのか、早速試してみたいと思う。
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