掲載日:2009年02月27日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
いまや定番のカテゴリとなったビッグスクーターですが、その中でも特に人気の高いモデルが「マジェスティC」です。2002年にマジェスティの派生モデルとして発売されたマジェスティCは、エンジンや車体などはベースモデルと同じなものの、ビッグスクーターカスタムの定番パーツであるメッキミラー、バーハンドル、ショートスクリーンなどを標準装備したスタイリッシュな1台。当時ブームの兆しを見せていたビッグスクーターカスタムを牽引する存在として、人気モデルとなりました。2007年にベースモデルであるマジェスティがフルモデルチェンジを行った際に生産終了となってしまいましたが、中古車市場においてはまだまだ人気が高く在庫も豊富。便利に使える日常の足から、圧倒的なラインナップのカスタムパーツで遊ぶベース車両としてもおすすめの1台です。マジェスティCはスペックに年式差はありませんが、一部装備の変更や特別色の設定があります。購入前に、年式別の違いを把握しておきましょう!
2000年のフルモデルチェンジで大ヒットモデルとなったマジェスティを中心に、カスタムブームが勃発。それにあわせて、標準モデルをベースにショートスクリーン・バーハンドル・5連ホワイトメーター・メッキミラー・パンチング&パイピングシートなどを装備したマジェスティCを発売。また、標準モデルにないブラックカラーも投入されました。このモデルの発売を契機に全国的なビッグスクーターブームが加速していくことになります。
前年発売したマジェスティCの勢いを受け、マジェスティはシリーズ全体で年間2万台を超える出荷を達成する大人気モデルになりました。2003年ではスペックに変更はありませんでしたが、期間限定の2000台生産で、メーターなどを特別仕様とした「マジェスティCリミテッドエディション」を発売。大胆な赤がまぶしいビビッドレッドカクテル1のカラー設定は、地味目の配色が多かったビッグスクーターに新風を吹き込みました。
2004年度のマジェスティCは、前年度からのカラーチェンジのみとなります。スクーターとしてはめずらしい、チョコレートのようなカラーであるベリーダークオレンジメタリック1を追加。好評を得ていたブラックはより美しさを追求したブラックメタリックXへと変更になり、継続色のシルキーホワイトとあわせ全3色のラインナップ。また、シーズン途中で限定カラーモデルである「マッドブラックエディション」が追加投入されました。
諸元に変更はないものの、2005年式では外装パーツを一部変更。スモーククリア仕上げのマフラープロテクターと、マフラーエンドキャップを採用し、よりカスタムイメージが強調されました。カラーラインナップは前年追加されたベリーダークオレンジメタリック1が廃止となり、人気の高いシルキーホワイトと、ブラックメタリックX2色のみの設定に。また、ベースとなったマジェスティが生産終了となり、Cのみの展開となりました。
翌年にニューマジェスティの発売を迎えたこの年が、マジェスティCのラストイヤーです。有終の美を飾るにふさわしく、ツートンカラーシート、レッドメーターパネルや、盗難を強力に抑止するアラームイモビライザーを装着した限定モデルを発売。また、通常モデルにも以前のリミテッドで採用されたビビッドレッドカクテル1が復活。精悍で躍動感のあるダークパープリッシュブルーメタリックLも新たに設定され、4色のラインナップを展開しました。そして次世代のマジェスティへと世代交代します。
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