最新モデル試乗速報 ホンダ VT1300CX

掲載日:2009年12月08日 フォトTOPICS    

写真・取材・文/BikeBros×Magazines編集部ムラヤマ

これまでのホンダからは想像できないほど大胆なスタイルを採用したVT1300CX

ホンダ製チョッパーは
度肝を抜かれる存在感

今、アメリカのバイクシーンで大きな話題を呼んでいるホンダ製ファクトリーチョッパーが、ついに日本にも登場する。いわゆるハイテクチョッパーにカテゴライズしたくなる独創的なスタイルに、新設計の大排気量水冷Vツインエンジンを搭載。一見するとメーカー製に見えないほどの美しいスタイルは、すれ違う人たちの視線を奪う。これまでの国産クルーザーには無い大胆なスタイルで迫り来るニューモデルの実力はどれほどのものか。まずはきらびやかな輝きに包まれたディティールカットを先行してお届けする。

フォトTOPICS(写真点数/11枚)

01エンジンのヘッドカバーもまるで鏡のように磨きこまれている。これだけ空間を使ったエンジンレイアウトも刺激的。

02新設計の水冷Vツインエンジンは1312cc。スロットルを少し開けるだけでも心地よい加速を楽しめる。

03Vツインらしい歯切れのよいサウンドを奏でるツインマフラー。特に開け始めの音は官能的に響く。スタイルもスマートで美しい。

04コブラタイプのシートは座り心地も良好。足つき性は抜群に良く、身長174cmの筆者だとべったりと足がつくどころか膝が少し曲がるほど。

05メーターはシンプルにスピードメーターのみ。トルクが非常に分厚いので、タコメーターの必要性は全く感じないほど。

06ホイールの形状も個性的。ブレーキはシングルローターでフィーリングも良いが、個人的にはもう少し制動力が欲しい。

07タンク造形の見事さはVT1300CXの大きな魅力。下から見ても溶接の後が見えない造形はマスプロダクトの枠を超えている。

08駆動系はシャフトドライブで、トルクリアクションは気にならないレベル。世界初となるフローティング・ファイナルギアも採用している。

09これまでの国産車ではありえなかったハイネックはたた驚くばかり。フレームを美しく見せるデザインも素晴らしい。

10一見するとワイドに見えるポジションだが、実際に乗ってみると意外とコンパクトで扱いやすい。これも美点と言えるだろう。

11車体はかなりローダウンしているため、段差の大きいところを通過する際は注意が必要だ。しかし、この低さが生み出す迫力はそれ以上の満足感を与えてくれる。

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