掲載日:2009年10月19日 フォトTOPICS
撮影/バイクブロス×マガジンズ編集部 試乗/バイクブロス×マガジンズ編集部 ナベ
250ccクラスとは思えない大柄な車体だが、足つき性はすこぶる良好で小柄なライダーも不安なく楽しめる。
低く長い車体と大柄に見える空冷2バルブSOHC・V型2気筒エンジン。サイドスタンドで駐車した姿には風格すら漂う。バイクを知らない人であれば、ドラッグスター250(以下、DS250)を見て、これが250ccのバイクだとはまず思わないだろう。この圧倒的な存在感と、チープさを感じさせない高級感ある仕上がり。これこそがDS250最大の特徴であることは間違いない。では、その「走り」はどうなのだろう? 経験豊富なライダーなら、250ccという小排気量パワーユニットにこの大柄な車体の組み合わせだから「その走りは…」と決め付けてしまうことが多いのではないだろうか。果たして、250ccクルーザーDS250の走りとはいかなるものなのか。今回の試乗では実際に距離を走りこんで味わってみた。
01改良と熟成が重ねられた空冷2バルブSOHC・V型2気筒エンジン。豪快な吹け上がりと粘り強さが魅力。
02前後に長いライトケースには上質のクロームメッキが施される。景色の映りこみも美しい。
03シンプルなタンクオンメーターの横に給油口をアレンジ。施錠可能なキャップはシンプルな分離式。
04シンプルなハンドル回りの外観を実現するためのキーシリンダー位置。ハンドルロックも一体化。
05クロームメッキされたミラーとファットなグリップはクルーザーの文法どおり。ウインカースイッチはやや遠い。
06フォワードコントロールとされるステップ回り。シフト回りの剛性がやや低いのか、シフトタッチは曖昧。
07シングルディスクのフロントブレーキは軽快なハンドリングにも貢献。制動力は必要にして十分。
08リアサスペンションはかなりレイダウンされているが、バンピーな路面ではややキャパシティ不足。
09リアサスペンションのキャパシティ不足を補ってあまりある座り心地の良いシート。質感も高い。
10ワイズギアによる純正オプションのサドルバッグはDS250には最適な大きさ。内側はファスナー式だ。
11豪快な加速を披露してくれたDS250。もちろん、こうした田舎道をトコトコ流す走りも楽しい。
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