掲載日:2011年06月16日 プロが造るカスタム
写真・文/HIRO(有森弘忠)
大人の不良を演出するかのような絶妙なカラーリングとデザイン。またシートレールとフェンダーのクリアランスなど全てにおいてトータルバランスを重視したスタイリングはガレージワークスが得意とするカスタムスタイルのひとつである。
古くからバイクのカスタムビルドが行われ、長い年月の中で様々なカテゴリーが生まれてきた。そして、昨今のシーンで注目を浴びる代表的なもののひとつに“オールドスクール”が挙げられる。また、オールドスクールとは対極を成すカスタムカテゴリーの“ニュースクール”。そんなカスタムの歴史に「新たなスタイルを!」とガレージワークスが製作したのがこの次世代スタイルのバルカンである。
「カスタムパーツを取り付けるだけの足し算的なことはしたくなかった。また、カスタムに固執して乗れないバイクを作っても意味がない。だから通勤で乗りながらも目を引くカスタムを心掛けた」と語る代表の阿部さん。国産ミニからハーレーまで幅広く取り扱い、独自の観点から産み出される車両は全てにおいて斬新。このバルカンも随所に独自のテイストを散りばめ、今まで有りそうで無かったカスタムスタイルを実現している。
熊本の名将、加藤清正の言葉「表と裏、両面の心がけ、どれもおろそかにしてはならじ」をバイクに投影し、見事な一台へと仕上げたガレージワークス。近い将来、きっと熊本から業界へ新しい「風」を巻き起こす日も近いことだろう。
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