ロードホッパー TYPE2i  ZERO FIGHTER
ロードホッパー TYPE2i  ZERO FIGHTER

ロードホッパー TYPE2i ZERO FIGHTER – アートとプロダクトが融合したカスタム魂満載の量産車

掲載日:2014年12月18日 試乗インプレ・レビュー    

取材・文/佐川 健太郎  写真・動画/山家 健一

ロードホッパー TYPE2i ZERO FIGHTERの特徴

ロードホッパー TYPE2i  ZERO FIGHTERの画像

とことん本物志向を貫いた
フルカスタムに迫る仕上がり

『ゼロエンジニアリング』はプロトの完成車両製造部門として、2003年より独立したブランド名で『ロードホッパー』シリーズを今日まで作り続けてきた。今回試乗した『TYPE2iゼロファイター』は、その9番目の作品となる。

ロードホッパー TYPE2i  ZERO FIGHTERの画像

ベースとなったTYPE2iは、ハーレーダビッドソン1200スポーツスターの空冷V型2気筒OHVエンジンをリジッドフレームとスプリンガーフォークを持つオリジナルの車体に搭載した、1940年当時のクラシックハーレーを彷彿させるシリーズ最軽量モデルだ。そのTYPE2iの特徴であるチョッパータイプのハンドルをドラッグバーに置き換え、燃料タンクを塗装仕上げから金属本来の素材感を活かしたアルミ無垢ポリッシュ仕上げに変更したバージョンが『ゼロファイター』である。エンジン、車体ともに同じではあるが、印象はガラリと変わって都会的で洗練された雰囲気となっている。

ロードホッパー TYPE2i  ZERO FIGHTERの画像

ちなみにネーミングはブランド名を反映したものであるとともに、かつての「ゼロ戦」のイメージも込められているという。ストイックなまでに無駄を一切省いて軽量化された車体や、オールドスクールな機械仕掛けの感じが、その名にぴったりである。

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ディテールへのこだわりも半端ではない。リアサスペンションやスイングアームを持たないリジッドフレームは、「グースネック」と呼ばれる前方に伸びた独特のデザインを採用。光り輝くエンジンブロックから真一文字に後方に伸びたマフラーや、古典的なスプリンガーフォークにバルーンタイヤ、ガラス製のノスタルジックな灯火類などなど、マニア垂涎のレトロ感たっぷりの本格派カスタム仕様となっている。

ロードホッパー TYPE2i ZERO FIGHTERの試乗インプレッションは次ページにて

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