掲載日:2007年05月31日 試乗インプレ・レビュー
鼓動感と歯切れの良いサウンドが楽しめる空冷4サイクルSOHC2バルブの75度Vツインエンジンを搭載。伝統的な基本構成を継承しつつも、高剛性クランクケースやアルミ鍛造ピストン、メッキシリンダーなどを採用し、完成度の高いエンジンとなった。駆動方式には、メンテナンスフリーの「シャフトドライブ」方式を採用。リヤショックはモノサスで、リジットルックを形成。170mm幅の極太後輪タイヤは、迫力のリヤビューを演出する。ドラッグスターのコンセプトである「ロー&ロング」を強調するのは、三角形状のフレームでエンジンを包み込む設計を持つダブルクレードルフレーム。さらに690mmの低シート高と1640mmの軸間距離で、独特の外観を演出している。フレーム下部が脱着式となっていて、優れた整備性を確保している点も見逃せない。1インチのハンドルバー、美しいスポークホイール、電気式タンクオンメーターなど、ディテールに至るまで完成度を上げ、独創的な「ドラッグスター ワールド」をアピールしている。