スズキ イントルーダークラシック400

掲載日:2015年02月10日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

スズキ イントルーダークラシック400の画像
SUZUKI Intruder Classic 400

クラシカルなたたずまいが映える
クロームメッキを多用した400クルーザー

伸びやかなフォルムの車体にVツインエンジンを搭載した400クラスのクルーザーです。各所にクロームメッキパーツを採用し、また、深いフェンダーや鞍型のシートを用いることなどでクラシカルな外観を作り上げています。そのほか、自由な乗車ポジションが得られ、ロングクルージングでの疲労を軽減するフットボードタイプのステップも標準装備。シフトペダルは扱いやすいシーソー式を採用しています。

エンジンは力強い加速と心地良い鼓動感を生み出す45度バンクの水冷V型2気筒です。総排気量は399cc、フューエルインジェクションシステムを採用し、スムーズな始動と高い環境性能を発揮します。また、クラシカルなフォルムにふさわしいエンジン外観の美しさも魅力です。駆動方式には、メンテナンス性に優れシルエットも美しいシャフトドライブ方式を採用。フレームはリジッド風にデザインされたダブルクレードルタイプで、リアショックユニットは車体中央に配されています。

車体前方のヘッドライトには、明るく、そして配光特性の高いマルチリフレクタータイプを採用してナイトクルージング時の安心感を高めています。一方の車体後方ですが、ボリューミーなリアフェンダーにLEDの大型テールランプを装備。またナンバープレートの取り付け位置はテールの最エンド部に設定。フロントフェンダーからテールエンドまで車体全体の流麗なスタイリングを演出しています。

燃料タンクの上に配置した多機能メーターユニットには、一眼の大型スピードメーターと2つの液晶ディスプレイを装備しています。液晶ディスプレイのひとつには燃料量を常に表示し、もうひとつにはギヤポジションや時計、オド、ツイントリップを表示します。2014年モデルの車体カラーは、グラススパークルブラックの1色のみ。車両のメーカー希望小売価格は消費税8%込みで85万3,200円です。

スズキ イントルーダークラシック400のここがポイント!
  • ● メッキ部品を多用したクラシカルスタイル
  • ● 心地よい鼓動感を生むVツインエンジン
  • ● 長距離走行の疲労を抑制するフットボード

スズキ イントルーダークラシック400のライバルはこれだ!

  • スズキ
    イントルーダークラシック400
    キャストホイール仕様

    イントルーダークラシック400にアルミのキャストホイールやクローム鋲付きのシートなどを採用したバリエーションモデル。価格は3万2,400円高の88万5,600円(税8%込)。

  • ホンダ
    シャドウクラシック〈400〉

    ティアドロップタンクやディープフェンダーなどでクラスを超えた風格に仕上がる400クルーザー。Vツインエンジンの味わい深い音色にこだわったデュアルマフラーなども魅力。

  • ヤマハ
    ドラッグスタークラシック400

    スチール製のディープフェンダーを採用するクラシックルックのクルーザー。低中速域で力強いパワー特性の空冷V型2気筒エンジンを搭載。車両価格は82万2,960円(税8%込)。

スズキ イントルーダークラシック400 キャストホイール仕様

スズキ イントルーダークラシック400 キャストホイール仕様の画像
SUZUKI Intruder Classic 400 Cast-Wheel

クラシカルなアルミキャストホイールを採用
ロー&ロングフォルムのVツインクルーザー

イントルーダークラシック400は、ゆったりと伸びやかなロー&ロングのフォルムに、総排気量399ccの45度Vツインエンジンを搭載したクラシックスタイルのクルーザーです。クロームメッキパーツを多用した優雅な外観に、座り心地の良い鞍型シートや自由な乗車姿勢が得られるフットボードなどを採用しています。そのイントルーダークラシック400をベースに、アルミキャストホイールや鋲打ちシートなどの装備を追加した派生モデルがこのキャストホイール仕様というわけです。

ベーシックモデルとの大きな違いは、すでに触れたとおり前後に組み込まれたキャストホイールです。古風なデザインに加え、ブラック塗装も相まってクラシカルなイメージを一段と強めています。またタイヤには、パンク時のメンテナンス性に優れるチューブレスタイプを採用。一方のシートについてですが、鞍型のフロント側、そしてタンデム側ともに、クロームの鋲は座面の縁に並べるように付けられています。こちらもやはり、車両のクラシカルな雰囲気を大いに盛り上げています。

そのほかカラーリングやグラフィックにもベースモデルとの違いが持たされています。標準モデルの車体カラーはグラススパークルブラックのみが用意されているのに対し、このキャストホイール仕様の2014年モデルではパールミラージュホワイトとグラスミッドナイトブラウンの2バリエーションをラインナップ。タンクや前後のフェンダーのグラフィックデカールも、同車ならではの美しさを引き立てています。なお、車両のメーカー希望小売価格は、消費税8%込みで88万5,600円となっています。

スズキ イントルーダークラシック400 キャストホイール仕様のここがポイント!
  • ● クラシカルなデザインのアルミキャストホイール
  • ● カスタム感を強調した鋲付きの鞍型シート
  • ● 標準仕様にはないホワイトとブラウンの2種の車体色

スズキ イントルーダークラシック400 キャストホイール仕様のライバルはこれだ!

  • スズキ
    イントルーダークラシック400

    スポークホイールのモデル。こちらはこちらで良い雰囲気に仕上がるので、好みに合わせて選べる。車両価格は税込みで85万3,200円。キャストホイールより3万2,400円安い。

  • ホンダ
    シャドウクラシック〈400〉

    ディープフェンダーやティアドロップタンクなどでクラシカルな雰囲気を演出する400ccクラスのクルーザー。エンジンは低中速重視で鼓動感あふれる52度バンクの水冷Vツイン。

  • ヤマハ
    ドラッグスタークラシック400

    ファットな車体にフラットトルクの空冷Vツインを搭載する400クルーザー。サドルシートやプルバックハンドル、フットボードなどクラシカルな装備が雰囲気を引き立てる。

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索