掲載日:2017年04月17日 メンテナンス
取材協力/丸中洋行 写真・文/モトメンテナンス編集部
充電系がしっかり稼働していれば、バッテリーは簡単には上がらないものだが、さすがに冬場の寒い朝などは、セルモーターの回り方が鈍くなってしまうことがある。これはまさにバッテリーが弱り気味なのだ。そんなバッテリーコンディションは夏場に決まるとも言われている。メンテナンスフリーバッテリーではなく開放型の場合は、夏場にバッテリー液が蒸発しやすく、それが原因でバッテリーが弱まっているところに寒波が襲来し、一気にコンディションダウンすることもあるので要注意だ。
SR400のバッテリーは左サイドカバー内に格納されている。この左サイドカバーは正面側に取り付けられているキーで脱着する珍しく親切な設計だ。無理に引っ張ってサイドカバーを壊さないこと。
1980年代以前に販売された初期シリーズのSRは開放型の旧式バッテリーを採用していたが、1990年代以降はメンテナンスフリーの小型バッテリーを標準装備している。後方スペースに差し込まれる。
走行振動でバッテリー本体が抜けてしまうのを回避するため、バッテリーを保持するゴムバンドで固定されている。バンドを外したまま忘れないように復元時には要注意だ。
バッテリーターミナルはネジ固定式ではなく原付バイクとおなじように端子接続のカプラー固定式になっており、メインフューズはカプラーに取り付けられている。
カプラーからメインフューズを抜き取って確認してみよう。端子部分が汚れているときにはウエスでしっかり拭き取ろう。MFバッテリー仕様の電装系は小型軽量化され使い勝手も良い。
バッテリーボックスのとなりにはハダカでスペアフューズがある。規格で黄色いフューズは20A。何らかの事象が原因で切れたときには交換し、追加で予備品を補充しよう。
しばらく乗っていなかったSRなのでバッテリーが完全放電していた。今回はBSブランドのバッテリーに交換。ヨーロッパ車のなかにはBSバッテリーを標準指定しているメーカーもある。
久々に乗ろうとしたときにバッテリーが上がったままでは何かと不便だ。乗らないときにはバッテリーチャージャーの電源をコンセントに差し込み、常時充電できるトリクル充電器があると大変便利だ。必要に応じた最適な充電を行うため、バッテリーのライフにも良い結果をもたらせている。充電しても回復しないならば新品に交換しよう。
近年のバイクは12V仕様でメンテナンスフリー(MF仕様)と呼ばれるバッテリーが数多く採用されているが、旧車の多くはバッテリー液を補充できる開放型を採用している。
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