掲載日:2016年10月06日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
オフロードやモタード系高機能パーツで知られるジータ・ブランドから、スーパースポーツ向けのスタイリッシュなトップブリッジが新発売。
モトGPやSBKのファクトリーマシンのような大胆な肉抜きが目を引くこの製品、その狙いはスポーツ走行に特化した剛性バランスの追求にある。昨今、タイヤの高性能化に伴いスーパースポーツのバンク角は深くなり、フロントフォークの作動を妨げないようトップブリッジの横剛性を落とすのがトレンドだ。この製品も、縦剛性を損なうことなく横剛性を約35%削減。違いはサーキット走行で体感できるはずだ。
また、こうして剛性バランスを追求した結果が、この機能美あふれるデザインであり、ブラックアルマイトの落ち着いた色合いと、鈍い光りを放つジータ製チタンボルトがコックピットを引き締めてくれる。
YZF-R1やZX-10Rなどの国産車だけでなく、パニガーレなど輸入車向けもラインナップ。費用対効果の高いパーツといえるだろう。
[ DETAILS ]
写真はS1000RR用。縦剛性をそのままに横剛性を約35%削減。深くバンクした際、車体を横方向にしならせることでフォークの作動を妨げないようにするのが狙いだ。なお、エッジをR形状としているのは応力集中を防ぐためだ
剛性バランスの追求、そして軽量化を目的として大胆に肉抜き加工された裏面。RSV4用を例に挙げると、純正品の534gに対して試作品は40gも軽い
クランプには同じくジータのTi-6AL-4V(チタン合金)ボルトを使用。軽量なだけでなく、安定した締め付けトルクやルックスの向上にも貢献している
[ SPECIFICATIONS ]
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