カワサキ GPZ900R

ノーマルの良さを維持しつつ個性を発揮

photo/Takeshi Tsurumi 協力/INTER

パーツや用品の購入は、今や通販が当たり前。オークションにまで範囲を広げれば、たいていの物は手に入る。が、そこで気をつけたいのは、個人が趣味のレベルでやっている、ネットを介した物販やサービスの提供だ。問題は、規模ではなく姿勢である。彼らに欠けているのは経験と矜持。だから、メカニックでもプロでもないアマチュアが組み立て、テストもしていないエンジンその他のアッセンブリーや、素人が思いつきで作った安全性の検証不充分なパーツなどがまかり通る。

プロとアマの決定的な違いは、仕事に対する責任感ではないだろうか。プロは、仕事として責任を持ってマシンやパーツを送り出す。アマは、そこんところの姿勢が甘い。だからアマ? 冗談はさておき、それでメシを食ってるかどうかは、実はとても大切なこと。製品やサービスに責任を持つためには、相応の対価が必要であり、まともなプロは(とくにサービスに関して)決して安売りはしない。正規の工賃を取りながら繁盛しているショップは、信頼できると考えてよい。

本業の合間に遊び半分でやっているようなネット販売は、他の業種に例えれば、モグリの風俗業者や、闇金(違法な貸金業者)と変わらない。ショップなら法人名または屋号と所在地、個人なら本人名と住所を明示しているかどうかが、いかがわしい業者かどうかの、ひとつの判断材料となる。つけ加えるなら、ブログなどで、やたら能書きを垂れているのも要注意。専門家の目から見れば当たり前のことを、さもスゴいことのように自慢する手合いに惑わされてはいけない。

自分の安全や安心のためにプロにお金を払う。その当たり前の行為が、ちゃんとしたショップを守り育て、オートバイの世界を正しい方向に導いていくのである。安かろう悪かろう…と断じて悪ければ、安かろう…どうだろう? との不審が拭えないネットショップよりも、店を構え、身分を明かし、自信を持って正々堂々と商売をしているプロのショップを選び、つきあっていくことで、安全で安心、しかも楽しくためになるバイクライフを送りたいものだ。

ホンダ フォルツァ

ビーエスエスのフォルツァは
市販パーツ×ワンオフを巧みにMIX

ワンオフのアピール度と、パーツカスタムの手軽さの両方を追求しているのが、このビーエスエスのフォルツァだ。現行モデルから数えて先々代のモデル(2000年~2003年、型式にちなんで通称ゼロロク)もかれこれ絶版になって久しいが、手の加えようによっては、大化けする可能性を存分に秘めている注目の車種。

持ち前のハードなメタルワークを駆使して、ロングホイールベース加工やエキゾーストパイプをワンオフする一方で、センス良くチョイスした各社パーツを装備。マジョーラのペイントもお見逃しなく! ラグジー系、スポーティ系、シンプル系など、色々な方向性とそのドッキングを試している真っ最中で、それだけにまだまだ伸びしろはあると見た。現状でも十分な存在感ではあるものの、今後の進化にもぜひ期待したくなる一台だ。

ビーエスエス フォルツァの詳細写真は次のページにて
名前/飯田 弘さん
所在/神奈川県
職業/港湾
撮影協力/KRAFTY

オーナーの声

1.あなたが注目するカスタムショップは? またその理由は?

DOCK LANDS

2.今一番欲しいカスタムパーツやアイテムは何ですか?

半帽(ヘルメット)

3.あなたがオススメするアーティスト(ミュージシャン、芸能人など)を教えてください。

茂木画伯(笑)

4.愛車のこだわりパーツや自慢、そのほかなんでもご自由に書いてください!

キャブ右出し、キーBOX、配線。

ホンダ モンキー

スポークホイールでヴィンテージMX仕様に

自社で製作される削り出しのアルミ鍛造ピストン、キャリパーから、横型はもちろん、縦型、KSRまで幅広いパーツラインナップで人気のシフトアップが製作したモンキーは、これまでにない前後に10インチスポークホイールを装着し、4Lモンキーのクラシックな見た目のヴィンテージMX仕様となった。

 

ベースとなっているのは5Lタンクの AB27 型のモンキー。4Lモンキーは6Vの上に状態の良いものは少なく、あったとしても高価な車体。そういった背景を元に同社では5Lモンキーで4Lルックにボルトオンでカスタム出来るパーツをリリース。このマシンもその中から人気のネオクラシックヘッドライト、フューエルタンクを使用し、4Lルックに仕上げた。

 

注目の足周りはφ27フロントフォークにノーマルルックな丸パイプのロンスイ、CRFホイールコンバージョンキットで10インチスポーク仕様に。合わせホイールや、人気の削り出しなどではなく、スポークホイールというこれまでにないアイディアで独自のスタイルを作り上げた。このマシンの登場により、モンキーカスタムの可能性が更に広がったと言える。通が唸るようなパーツを続々とリリースするシフトアップは、これからも目が離せない!!

シフトアップ モンキーの詳細写真は次のページにて

従来よりも高強度の素材に変更し、グレードアップした新型ハンドルバー。クランプのデザインを一新すると同時に、適正なポジション調整を可能にするグリッドをレーザー加工。幅広いベンドラインナップもリニューアルしているので、ダートフリークHP内のハンドルバーベンドシミュレーターでチェックしてみよう。

 

 

 

[ 商品情報 ]

ZETA

COMPハンドルバー

価格/6510円

カラー/チタンカラー、レッド、ブルー、グリーン、ゴールド

 

 

[ お問合せ ]

ダートフリーク

TEL/0561-86-8306

 

 

[記事提供]

ガルル編集部

 

ヤマハ マグザム

走り&オトナなビジュアルの融合!
ラグジュアリースポーツ・マグザム

ビルダーであり代表の中込さん自身が、長年のレース活動から培ったノウハウを車両作りにフィードバックするオルガは、見た目のドレスアップだけに終わらない、走れることも重視。カスタムではメタルワークのワンオフの加工を得意としているが、今回はライトスポーツ的なテイストを、ツアラー的色彩の強いマグザムで実現!

ローダウンは適度な低さの前後40mmのダウン、要所要所はきっちりクロームで輝かせ、そして一体型のローダウンシートで低さをアピール。そしてとどめはこの車両のキャラに合わせたメガホンタイプのマフラーだ。これは現車合わせのワンオフ製作だけあって、車体とのマッチングは見事。エアロ類は最小限にまとめていることも、この車両を語る上でのキーポイントになっている。

カスタムショップオルガ マグザムの詳細写真は次のページにて

頑に守り続けたブリティッシュスタイル
生けるヴィンテージモーターサイクル

50年以上という長い時間、基本設計を変えずに生産し続けられ、世界最長のモデルライフを誇るロイヤルエンフィールドの 『ブリット500』。そのオーセンティックなスタイリングと、昔ながらのビッグシングルの味わいは、マニアの心を惹き付けて止まない。

元々イギリスのオートバイメーカーであるロイヤルエンフィールドだが、同社は1970年代末に倒産。本来であれば、そこで歴史が途絶える運命であったのだが、1950年代に稼働を開始していたインドの現地工場が、ロイヤルエンフィールドの生産を継続することになった。そして現在、インド国内のみならず元々の生産国であるイギリスをはじめ、世界各地にロイヤルエンフィールドのモーターサイクルを送り出し、世のエンスージアストを喜ばせている。

ロイヤルエンフィールド ブリット500EFIの画像

2011年現在、日本国内で入手可能なロイヤルエンフィールドは、500cc エンジン搭載モデルが5車種、350cc エンジン搭載モデルが1車種となっている。その中で最もスタンダードなモデルと位置づけられるのが、ブリット500EFIだ。“新車で手に入れられる、本物のヴィンテージ” といえるこのマシンは、プリミティブなモーターサイクルの魅力に満ちた1台だ。

ロイヤルエンフィールド ブリット500EFIの特徴は次ページにて

このコラムを書いている週末は、全日本ロードレース選手権が開催されている“ツインリンクもてぎ”にレーシングサービスの仕事で来ています。ウェア屋さんがレーシングサービス? はて…? という方もいらっしゃるかと思いますが、全日本の様に大きなレースでは、チームのメカニックやヘルパー以外に、タイヤやパーツなどのハード面と、スーツやヘルメットといったソフト面のメーカースタッフが選手達のレース活動をサポートしています。そんなレーシングサービスについて、実際の現場ではどんなことをしているのか、私たちレーシングスーツのメーカーを例にお話していきましょう。

全日本選手権は基本的に、金曜日から練習走行が行われ、土曜日に予選(クラスによっては決勝も)、日曜日に練習走行~決勝レースといった日程で開催されますが、開幕戦や8耐などの様に木曜日から走行が始まる場合もあるため、その日程に合わせてサーキットに入ります。サーキットに到着したら、指定された場所へブースの設営を行い、事前に修理の依頼などで選手から預かっているスーツがあれば、早めに選手達へ届けて練習走行に備えます。本来であれば到着して早々から転倒…という事は無いのですが、「先週のテスト走行で転んじゃいました~」とか、ワッペンの取り付けなどを依頼されることが多く、現場に着いた早々から大抵バタバタしています。開幕早々のレースでは特に…ですね。

走行が始まり、練習走行から予選へとスケジュールが消化され始めると、やがて “転倒” というアクシデントが発生します。スーツの安全性を維持するという意味で破損した箇所の修理は必要なのですが、スポンサーを得て参戦しているライダーにとってはスーツ自体も広告塔となるわけで、たとえ安全性に問題が無くても、スポンサーのロゴがボロボロになった状態で走行を続ける訳にはいきません。私たちにとっても、できるだけ綺麗で格好良いスーツを着てもらいたいという思いがあるので、ダメージを受けたロゴマークの交換やスーツ自体のタッチアップ(ペイント)などを行い、損傷の程度によっては新品と見間違う様な修理を行う場合もあります。

単純に言えば私たちは “現場の修理屋さん” といった立場ですが、それ以外にも選手から製品に対するコメントを得て製品の改善や開発にフィードバックし、より良いものづくりに役立てていきます。ツーリングとレーシングは一見すると全く異なるカテゴリーですが、安全性はもちろん、動きやすさや通気性などの快適性は、より良いライディングを行う上で非常に重要な要素であることに変わりはありません。いま、みなさんが使用されているライディングウェアにも、レーシングシーンからのノウハウが活かされているのです。ちょっと身近な感覚で、ツーリングを兼ねてサーキットへ遊びに行ってみてはいかがでしょう!?

渋滞の大通りを横目に、軽快なフットワークで細い道を走り継ぎ、郵便物を届ける郵便カブ。その赤くてキュートでタフなマシンには多くの原付ファンが一目置く。暑い日も暑すぎる日もお構いなし。もちろん雨の日だって出動だ。寡黙に任務を遂行する姿はまさしくプロフェッショナル。「つまり、ネットワーク社会になってもバイクは必要ってことなんだろ」そんな戦うマシンの声が聞こえた昼下がりの風景。

ワインディングを攻めた後は
巨大恐竜親子がお出迎え

北陸地方では最もバイクが多い道の駅でしょう。福井ICから158号線を大野方面に70分、九頭竜湖の手前に位置します。施設はJR駅と隣接しています。大野市街地を出てから約20キロに渡り山、川、湖など大自然に囲まれたワインディングロードになっています。春、夏、秋には多くのライダーが訪れ、冬はスキー客で賑わいます。恐竜の化石が多く発掘されていることから、巨大な恐竜のモニュメントが道の駅中央部に鎮座しライダーを出迎えます。隣町の勝山市には日本最大級の福井県立恐竜博物館があり、ワインディングを楽しんだ後の息抜きに訪れるライダーも少なくありません。また近くには九頭竜温泉という露天風呂があり、ライダーの隠れた穴場とされています。山の奥で気温がかなり低いので、夏のツーリングでもジャケット着用をお勧めします。

道の駅 九頭竜・基本情報

所在地  /〒912-0205
福井県大野市朝日26-30-1

路線名  /158号線

電話番号/0779-78-2300

定休日  /無休

営業案内/8:30~17:00

ウェブサイト >>

道の駅 九頭竜・写真ギャラリー

道の駅 九頭竜・レポーターチェックポイント!

道の駅 九頭竜の地図


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神奈川・横須賀の農業体験型総合公園 長井海の手公園 ソレイユの丘 にて開催された第9回 関東スポーツスターミーティング。

来場台数438台!
天候に恵まれたビッグイベント

東日本大震災の影響により、4月から開催が延期されていた第9回 関東スポーツスターミーティング。スタッフの尽力により、7月3日(日)、長井海の手公園 ソレイユの丘 多目的広場(神奈川・横須賀)に会場を移動して開催の運びとなった。梅雨時期にもかかわらず当日は灼熱の太陽が照りつけるほどの夏日で、スポーツスターをはじめ438台ものバイクが集結。個性豊かなカスタムバイクが列をなし、参加者はそれぞれがどんなカスタムをしているのか、興味津々で会場内を散策していた。また今回は協賛企業からご提供いただいたものを景品とするチャリティーイベントが開催、くじ引きにじゃんけん大会と大いに盛り上がった。なお集められた参加費およびオークション等での募金は、東日本大震災への義援金としてまとめられる。

フォトTOPICS(写真点数/53枚)

01開場となる10時前から続々と集まるスポーツスター乗りたち。

02会場入りした参加者をスタッフが誘導。見慣れた光景です。

03「おはようございまーす」。

04笑顔で手を振る参加者……あれ? 確かスタッフだったような。

05気温30度を超える暑さのなか、スタッフが汗をぬぐいながら誘導に尽力してくれています。

06「はーい、こちらに並べていってくださーい」。

07お、Virgin-HARLEY.com のステッカーが。ありがとうございます!

08ありがとうございます。手を振ってくれた方は優先的に掲載されます(笑)。

09いやー、雲ひとつない快晴に恵まれました。自然と笑顔がこぼれるというものです。

10料金所で待機するスタッフ。なるべく日陰に……。

11レディスハーレーにもご登場くださった まいこさん 、自慢の愛車にお子さんを乗せて来場です。

12ちょうど開場時間ぐらいですが、すでにこの台数。でも、ここからまだまだ増えていきます。

13「フロントタイヤ、隣りの方と合わせてくださいねー」

14到着したらまずは会場めぐり。みんなのカスタム・スポーツスターを見学して回ります。

15料金所にて。この行列!

16そして会場入り。多目的広場がハーレーで埋まっていきます。

17ナンバープレートを拝見すると……名古屋から!暑いなか、 お疲れ様です。

18これでもイベント前半戦。どこまで増えるのか、どれだけのスポーツスター乗りがやってくるのか。

19参加費1,000円と引き換えに、関東スポーツスターミーティングのオリジナルステッカーがもらえます。

20おっと、こちらはカスタムされた XLCH アイアンでしょうか?

21イエーイ♪

22キュートな女子ライダー、笑顔をありがとう。女子も優先的に掲載いたします。

23まだまだ来ますよー。いやそれにしても暑いです。

24カラーリングからパーツチョイスと、それぞれのオリジナリティが出たスポーツスターがずらり。

25乗り方、楽しみ方は人それぞれ。ここでなら「あ、いいな」と思えるカスタムポイントが必ず見つかるのです。

26こちらもレディスハーレーでご登場くださった 友香さん 。乗り方がサマになっていますねぇ。

27一列100台ぐらい? が4列を超えだしました。

28スタッフの emiさんと あやさん 。暑いなか、ご苦労サマです。

29台数が多くなってきたので入場待ち。「あちぃよ~~~」。

30スタッフの皆々様、カメラを向けられると何かせずにはいられません。THANKS!

31東日本大震災チャリティーとして協賛企業からさまざまな品が提供されました。ゴーセイだ!

32なにやら寝そべっているスタッフが。どこかで見た ケツだな。

33今年のミーティングからよく姿を見かけるようになったのが XL1200X FORTY-EIGHT(右)。やはり人気あります。

34ステッカーをくわえる表情がとてもプリティです。

35サスペンションをご提供くださった NEO FACTORY の石井さん。ほほぅ、囚人パンツにルンペンハットという出で立ちですか……。

36皆さん、真剣な眼差しです。注目するカスタムポイントがどこか、気になるところ。

37なんとはるばる仙台からお越しの方も。

38おや、こちらの背中は、先ほどの友香さんと 恵理さん でしょうか。いつものお揃いTシャツで御座いますな。

39これはなかなかカッコいいカスタムですね。それにしてもすごいハンドル……。

40いよいよチャリティーイベントがスタート!

41入場時に配布されたステッカーに書かれた番号をもとに、抽選が行われます。

42見事景品をゲット! ちなみに当選者にはもれなく募金の権利が与えられます。

43すでに生産ストップとなった SIMPSON のフルフェイスモデルもチャリティーオークションに登場。

44オークションでもっとも盛り上がったのがこちら、北米マフラー!

45見事競り落とされた方、これ持って帰れるの……?

46Virgin-HARLEY.com からもTシャツなど多数出品。皆さん、サイズ合うてました?

47じゃんけん大会、白熱します。

48数人になると、参加者だけでじゃんけん。のどかなイベントながら、ここだけ緊迫した空気がただよいます。

49オリオンエース 提供の非売品ダウンジャケットを手に入れた方、条件は「着て帰ること!」。ホントに着て帰ったの?

50女子用パーカーもじゃんけん大会に出品。もちろん参加するのは女子オンリー。

51記念の集合写真、暑いなか、とっておきの笑顔をありがとうございます。また来年、元気にお会いしましょう。

52最後にスタッフ写真。皆さん、本当にご苦労サマでした。多謝!

53ちなみに9月11日(日)には、埼玉・羽生の羽生水郷公園にて 東北・茨城・埼玉 スポーツスター合同ミーティング が開催されます。ぜひお越しを!

シュワンツ・レプリカを実現すべく
プロの技術でこのフォルムを達成

RSS原口は、電装系の制御装置やチャンバーのワンオフなどで、九州では有名なショップ。さらに言えば、4輪&2輪のレストアやウルトラライトプレーンの製作なども得意とする。要は「ないものは作る」的な頼もしさを持つプロショップなのだ。もちろん、それは高い技術力と、それをものにするために欠かせない情熱があるからこそ実現できることでもある。

 

ここに紹介するRG500Γは、ラッキーストライクカラーや34番のナンバーから想像が付くように、1993年の世界GP500クラスチャンピオン、ケビン・シュワンツ車(RGV-Γ)のレプリカを作りたい! というオーナー、中江さんが同店に製作を依頼したもの。だが、RSS原口の存在を知るまでは、かなり苦労を重ねたようだ。

 

「ベース車両探しとパーツ集めだけに4年半費やしました。当初は自分で組もうと思っていたんですが、チャンバーやテールまわりなど、どうしてもワンオフしないといけない部分が多く悩んでいたんです。そんなときに知人から『原口さんの作るチャンバーはいいよ』という話を聞いて、相談に行ったのがキッカケですね」と中江さんは言う。

 

ベースとなったRG500Γ('85-'86年販売。撮影した2003年当時で15年以上が経過している)は不動車で、その再生を行うレストア作業から必要だったとのこと。この依頼を受けてRSS原口では1年半をかけて、このフォルムを作り上げた。フレームはSTDのメインチューブそのものの下側に部材を追加して太い角断面を作り、ワークスマシンらしい外観と剛性アップを実現。また、ヘッドライトやウィンカーなどの保安部品は、すべてビス2本で取り外せる構造とし、サーキット走行にも対応している。

 

中江さんも、「いつかはこのマシンでサーキットを走ってみたい」と考えていただけに、これはうれしい機能と言える。依頼後1年半をかけてこのスタイルは完成。さすがに時間はかかってはいるが、場合によっては途中で頓挫したり、何年経っても完成を見ないケースというのも、ない話ではない。各部流用パーツの詳細についてはキャプションにあるが、それをここまでまとめ上げてしまう力量には、やはり脱帽するしかないのである。

RSS原口 RG500Γの詳細写真は次のページにて

スズキ アドレス110

センスある小技がキラリ!
アドレス同士のスワップも披露

スクーターに限らず、二輪車全般、はたまたサーキットを走るレーサーまで幅広くサポートする実力店が手掛けた、スポーティなこのアドレス110。なんとエンジンはアドレスV125で4ストローク化。そしてフロントはスズキのZZの足回りを流用し、前後とも12インチホイール化と車体はオールスワップ状態。いずれもメーカーが同じスズキとはいえ、モトサービスマックが持つラディカルな加工技術があってこそ実現できたスタイルなのだ。

さらに注目はボディ側だ。アドレス110のエアロは、日本を探しても無いのが現実ながら、唯一モトサービスマックではフロントフェンダー・フロントカウル・リアスポイラーをB-DASHブランドとして扱う。ノーマルボディと比べたら雲泥の差ともいえる迫力あるボディインパクトも持ち合わせるなど、アドレス110カスタムの終着点ともいうべき内容の濃さだ。

モトサービスマック アドレス110の詳細写真は次のページにて
名前/渡辺 龍さん
所在/東京都
職業/会社員
撮影協力/KRAFTY

オーナーの声

1.あなたが注目するカスタムショップは? またその理由は?

ドッグランズ、ワンロウ。

2.今一番欲しいカスタムパーツやアイテムは何ですか?

シフトノブ(ヴィンテージ)。

3.あなたがオススメするアーティスト(ミュージシャン、芸能人など)を教えてください。

ロイヤルフィッシュ、Social Distortion。

4.愛車のこだわりパーツや自慢、そのほかなんでもご自由に書いてください!

タンク(フードウマン、ピンストライプ)。

カジバ ミト125の画像
CAGIVA MITO125

2ストローク125ccエンジンの
レーサータイプスポーツバイク

ミト125は、カジバが長きにわたり作り続けてきたレーサータイプのスポーツバイクです。外観デザインは、すでにノスタルジックな雰囲気と表現することもできますが、成熟して完成度の高まった車体ですので、今も多くのトップライダーやエンスージアジストから高い評価を得ています。

エンジンは排気量125ccの2ストローク単気筒、始動方式はセル式です。2ストロークではありますが、さまざまな角度から環境に対する性能の見直しを行った結果、EURO2の規制をクリアしています。エキゾーストパイプ内にキャタライザーを組み込んでいますが、エンジンは高い出力とパフォーマンスを発揮できるものとなっています。

シャーシには、アルミの極太ツインスパーフレームと堅牢なサスペンションを組み合わせることで、快適性とアグレッシブな走行性能を両立しています。フロントサスペンションは40mm径のマルゾッキ倒立フロントフォークを採用。リヤサスペンションはザックスのショックアブソーバーを組み込んでいます。これらのサスペンションを使用することに加え、セッティングの見直により、クラスを超えた走行性能を実現します。車両の装備重量は129kg、シート高は760mmです。

ブレーキは、フロントにブレンボ製ゴールドシリーズの4ポッドキャリパーを採用し、320mm径セミフローティングディスクを組み合わせています。リアブレーキは、ブレンボ製ゴールドシリーズの2ポッドキャリパーと230mm径のディスクブレーキで構成。コントローラブルかつ強力な制動力で、ハイパワーなエンジンとのバランスを取っています。

そのほかの装備としては、専用のステアリングダンパーをトップブリッジに配しています。フューエルタンクは、メンテナンス性の向上をねらって簡単にリフトできる構造を持っています。フューエルタンクの容量は14Lです。

カジバ ミト125のここがポイント!
  • ● 2ストロークのハイパワーエンジン
  • ● 完成度の高い車体とサスペンション
  • ● ブレンボ製のブレーキキャリパー

カジバ ミト125のライバルはこれだ!

  • アプリリア
    RS125

    ロータックス製の水冷2ストローク125ccエンジンを搭載するスーパースポーツモデル。補強の入ったアルミフレームや軽量ホイール、空力特性に優れたカウリングなどを持つ。

  • ヤマハ
    YZF-R125

    ヨーロッパで販売されるスポーツバイク。エンジンは125ccの水冷4ストローク単気筒。燃料供給にはインジェクションを採用。アルミスイングアームなど足周りも本格的。

  • デルビ
    GPR125 4T4V Racing

    デルビグランプリマシンのデザインチームが設計したスポーツバイク。エンジンはピアジオの水冷4ストローク単気筒で、出力は15hp。フレームとスイングアームはアルミ製。

クリーガの「Rシリーズ」は、乗車姿勢でのフィット感のよさ、ずれの少なさにより、ツーリングなどでの疲労度を大幅に軽減してくれるライダーのためのバックパックだ。

 

写真:酒井一郎/レビュワー:小川浩康

 

 

[ アイテム紹介 ]

クリーガはイギリスのバッグメーカーで、ライダーのためのバックパック、ウエストバック、フェンダーバッグを開発販売している。アウトドアショップなどで販売されている通常のバックパックは、当然ながら歩行時の人間工学に基づいて作られている。しかし、そうしてできたバックパック形状は、ライディングフォームをとった上半身にはフィットしないという。そこでクリーガはライディングフォームをとった時に最適な形状を追求し、「Rシリーズ」として販売することになったのだ。

またRシリーズのバックパックは形状だけでなく、転倒や障害物とのヒットにも耐えられるように、素材に強度のある生地を使用しているのも特徴だ。さらにライディング中にボディアクションをしてもフィッティング性を損なわないために、独自のバックルシステムである「クワドロック」を開発。胸と腰で止める通常のバックルとは異なり、ストラップを胸部で固定することで荷重を分散。ロングツーリングでの疲労度を大幅に軽減する効果を発揮するのが大きな特徴になっている。

 

 

[ レビュー ]

クリーガの「Rシリーズ」は、15L、20L、25L、30L、35Lがラインナップされている。クリーガ販売店である風魔プラス1世田谷店・渡辺店長の「林道走行を考慮したツーリングであれば、容量とボディアクションのしやすさで25Lがおすすめ」というコメントを参考にして、今回はR25でテストを行った。

装着は、まずクワドロックを閉じ、次に腰ベルトのゴム製ロックコードを引っ張る。これだけでベルトの余分な弛みをなくし、体にフィットさせられる。それからライディングポジションをとると、R25の背面パッドが背中にやさしく当たり、フィット感がさらによくなった。R 25の中には携帯工具、地図、カッパを入れておいたが、肩にかかる荷重は通常のバックパックより少ない感じがした。肩の可動域が損なわれず、腕を動かしやすいのが印象的で、ボディアクションしてもズレたり、バッグパックによって体が振られたりすることもなかった。オプションで防水ライナーが用意されているが、本体に完全防水処理があれば完璧と思ってしまうのは欲張りすぎだろうか。

 

 

[ アイテム詳細 ]

①クリーガの大きな特徴になっているクワドロック。バックルを胸部に集中することで肩の可動域を損なわず、腕の動かしやすさを確保している。また、肩にかかる荷重を分散することで疲労度を軽減、高いフィッティング性も実現している

 

②クワドロックを閉じ、腰ベルトのロックコードを引っ張るだけで体にフィットさせられる。緩める場合は金属製リングを引っ張る。グローブを装着したままで操作できる

 

③背面パッド。メッシュ素材で蒸れを防ぎ、スリットを入れることで背中とのフィッティング性も高めている

 

④メイン荷室はエンデューロジャケットを収納できる。サイド部分のファスナーを開けると、マップ収納に便利なポケットがある

 

⑤装着図。体にフィットしている様子が分かる。ライディングポジションをとると、さらにフィット感のよさを体感できる。R25はワンデイツーリングに使いやすい容量に仕上がっている

 

 

[ 商品情報 ]

Kriega

R25

価格/1万8375円

重量/1350g(編集部実測値)

カラー/ブラック

サイズ/高さ52cm×ヨコ30cm×幅16cm

容量/25L

素材/1000Dデュポンコーデュラ、420Dナイロン、スカラーダイナテック

 

 

[ お問合せ ]

風魔プラス1世田谷店

TEL/03-3487-5455

 

 

[記事提供]

ガルル編集部

EXシステムと並んでヨシムラを代表するチューニングパーツといえば、カムシャフトだ。今年に入ってからスズキの大排気量車向けに新型カムがリリースされたので、ここで改めて紹介しよう。

先に登場したのは、現行ハヤブサ1300(K8~L0)用だ。出力特性は、低~中回転域ではスタンダードの性能を維持しつつ、高回転域でさらなるパワーアップを実現するST-1で、街乗りからサーキットでのスポーツ走行まで幅広く対応する。組み込み済みのカムスプロケットは新たに製作したもので、長穴加工を施すことでバルブタイミングの変更を可能としている。なお、出荷時はスタンダードのエンジンに対して適正なバルタイになるように調整済み。そのままボルトオンで組み込むことも可能となっている。

続いて6月にリリースされたのが、バンディット1250/S/F/ABS用だ。こちらも出力特性はST-1で、幅広いユーザーに対応。なお、カムスプロケットは純正品をそのまま利用する。

4ストエンジンの特性を左右するカムシャフトは、交換によって見た目こそ変わらないが、乗っての印象は大きく変化する。まさに通好みのチューニングパーツだ。

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/ヨシムラ
  • 製品名/ST-1カムシャフトセット
  • 適合車種/ハヤブサ1300(’08-)、バンディット1250シリーズ(’07-)
  • 最大リフト量/ハヤブサ用:IN 9.50mm / EX 8.70mm、バンディット用:IN 8.8mm / EX 7.2mm
  • 1mmデュレーション/ハヤブサ用:IN 249°/ EX 235°、バンディット用:IN 234°/ EX 220°
  • 価格/ハヤブサ用:10万7100円、バンディット用:9万300円

[ DETAILS ]

現行ハヤブサオーナーが首を長くして待ちわびたST-1カムがついに登場

カムスプロケットは新たに製作したもので、ボルトを通すホールは長穴加工だ。出荷時はSTDエンジンに合わせたバルブタイミングに調整済みだが、より正確な調整を望む場合や、チューンナップエンジンに組み込むときは、この長穴加工が生きてくるのだ

リフト量はIN:9.50 mm、EX:8.70 mm

こちらはバンディット1250シリーズ用で、カムスプロケットは純正カムから取り外して使用する。その分、コストを抑えているので求めやすい価格に

[ お問い合わせ ]

電話/046-286-0321
〒243-0303 神奈川県愛甲郡愛川町中津6748

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ホンダ モンキー

モノアーム装備のスペシャルZ II レプリカ

モンキーカスタムで人気のZ II レプリカ仕様。レーシングワールドが製作したこちらのZ II モンキーは、OVER製 OV-26 フレームを使用することで、これまでにないハイパフォーマンスなスタイルに。

 

オーナーは本物のZ II も所有しており、このモンキーでは本物のZ II では出来ないであろうハイパフォーマンスなスタイルを追求。それに加えレーシングワールド本店の主原塾長のアイデアが加わったことでこのスタイルを確立した。ライトやメーターには本物のZ II でも使用しているPMC社製の同じものを装着。少し大きな印象も受けるがカスタム時に本物のパーツを装着することはレプリカ仕様の基本だ !!

レーシングワールド本店 モンキーの詳細写真は次のページにて

ホンダ フュージョン

モダンでゴージャス
これがグリッタースタイルの進化型だ!

目立ちまくりグリッター系、かつよく見るとローライダー的なモダンな部分もある、という独得な存在感が光るフュージョン。

ラインを幾重にも組み合わせたペイントは、アメ車の雰囲気タップリの存在感! そして理想のルックスのために、既成の灯火類やモニター、マフラーにひと手間加えたセッティング技が特徴的だ。また純正のデジタルメーターから一新させることに成功した、多数のアナログメーターを高度にインストールするなど、とにかく細部にまで見どころが多い。

でも一番の見どころは、それらのポイントを破綻なく、現代的なセンスでキレイにまとめ上げたこと。鋭いバランス感覚から生み出された、グリッターの新機軸ともいうべきフュージョンの登場だ。

アルファオート フュージョンの詳細写真は次のページにて
名前/熱田英明さん
所在/東京都
職業/KRAFTY代表
撮影協力/KRAFTY

オーナーの声

1.あなたが注目するカスタムショップは? またその理由は?

BRATSTYLE/理由はお店に行けばわかる!!

2.今一番欲しいカスタムパーツやアイテムは何ですか?

リアタイヤが減ってるから新品のK70。

3.あなたがオススメするアーティスト(ミュージシャン、芸能人など)を教えてください。

Neville Brothers

4.愛車のこだわりパーツや自慢、そのほかなんでもご自由に書いてください!

初期型500のキャストホイールで、BRATSTYLEのハンドルが絶妙にマッチ。
音も今のSRとは全然違う。

オフロードFAQ未舗装の周回コースで行われる
スピードを競うバイクレースです。

モトクロスは、土や砂が露出した未舗装の路面に、数々のコーナーやジャンプを人工的に設けたコースを使い、速さを競うレースです。

 

コースは、上級者が走って1分半から2分半ほどの設定になっている場合が多く、メジャーレースでは、天候などによるコース状態の変化を考慮して、レースの長さは周回数ではなく時間で決められます。例えば全日本選手権の場合、トップクラスとなるIAクラスのレース時間は、30分+1周です。これは、スタートから30分が経過して以降に、その段階で順位がトップのライダーがコントロールラインを通過してから、さらに1周後にゴールとなる、という意味です。

 

さて、他のレースとは異なる、モトクロスならではの特徴のひとつとして、スタートシーンが挙げられます。モトクロスでは、スタート時に全車が横一列に並び(フルグリッドは30台ほど)、一斉にスタートして1コーナーを目指します。これほど迫力があるスタートシーンは、他のバイクレースではまず見られないでしょう。

 

なお、モトクロスには専用の競技モデルであるモトクロッサーを使います。21世紀に入って、モトクロッサーの4スト化は進み、2011年の段階では4スト450ccマシンが、トップカテゴリーとなっています。

 

文/田宮 徹

タイヤはほとんど黒だし、フレームも黒が主流。他にもリアフェンダー、エアクリーナーボックス、ワイヤー類、その名もブラックボックスなど、1台のオートバイには黒いパーツがたくさん使われている。これらの黒いパーツは、ツヤあり・ツヤなしの2種類に大別できる。そして、ツヤがあるかないかによって、メイクのしかたは異なってくる。ツヤありにはツヤを強調するメイク、ツヤなし(ツヤ消し)には暗く落とすメイクというわけである。

ツヤを強調するメイクは、メイク術(1)(2)を参考に、とにかくしっかり磨き、黒光りさせるのがポイント。黒フレームのネイキッドバイクの場合、フレームの曲線に沿ってハイライトが入ることで立体感・繊細感が増し、見違えるほど写真映りがよくなる。ハンドルまわりのブレーキホース、スロットルワイヤー、メーターケーブルなど、汚れが付着してツヤ消しになっているラインを、簡単な拭き掃除によってツヤありにするだけでも、ぐっと見栄えが向上する。

難しいのはツヤなし部分だ。ツヤ消し塗装やブラスト処理された金属など、汚れを落とすだけで何とかなる物はよいとして、問題は、樹脂やゴムなどの黒い素材ムキ出しのパーツだ。汚れや傷がつきやすい、経年変化で白っぽくなる、脂っ気が着くとそこだけツヤを帯びたりする…など、まことに厄介である。リアフェンダーなどは、とりあえず研磨剤入りのワックスなどで表面を平し、シリコンスプレーなどで拭き上げれば、一時しのぎにはなる。

最後に残ったのがタイヤである。トレッド(接地面)はブラシで汚れを落とすくらいで我慢するとして、サイドは何とかしたい。ここがしっかり黒いと、どんなマシンでもグッと美しく見える。ゴムを侵さないように、中性洗剤を付けたブラシでゴシゴシこすり、あとでタイヤ専用の美肌剤で仕上げるべし。それでもダメなら、靴墨を使う(薄く塗る)というテがあるが、塗りすぎるとトレッドにはみ出して危険なので、こればかりは自己責任でお願いしたい。

ホンダ CRF250X

三宅島エンデューロ

photo/Shinichi TAJIMA

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