掲載日:2025年08月11日 購入基礎知識 › バイク購入基礎知識
取材・文/小松 男
2025年7月度で、ヤマハ・SR400がついにグーバイク買取ランキングで首位を獲得しました!! ここ数か月のランキングを振り返ると5月に2位、6月には4位と安定した人気を誇ってきましたが、今回のトップ昇格はその評価の高さを物語っています。
日本のバイク史に燦然と輝く名車であり、クラシカルなデザインとシンプルな構造が魅力。現代の多くのバイクがセルスタートを標準とする中、あえてキックスタートのみという仕様は不便とも言えますが、それが逆にオーナーの愛着を深めるポイントとなっています。
長期間にわたり生産され続けたことから、中古市場の流通量も豊富で、狙っている方にとっては手に入れやすい状況です。ノーマルの状態でも十分楽しめますが、カスタムベースとしてのポテンシャルも高く、多様な楽しみ方が可能な一台です。SR400は単なる移動手段を超えた、所有する喜びを味わえるバイクとして再注目されており、現在の売買市場も活況となっていると考えられます!!
ホンダ・PCXは先月まで5か月連続で買取ランキング1位を独走していましたが、今月はヤマハ・SR400に首位を譲り、2位となりました。
しかしその人気は依然として非常に高く、安定した支持層を持っています。PCXは2010年にタイで生産開始され、アイドリングストップ機能搭載など環境性能にも早くから対応したグローバルモデル。デザインの洗練さ、優れた燃費性能、そして日常使いからツーリングまで幅広く活躍する走りのバランスが、多くのユーザーに選ばれる理由です。
今回2位に後退した背景には、クラシック志向の高まりによりSR400が注目されてきていることも影響していそうです。とはいえ、相変わらずPCXは中古市場での需要が非常に高いため、再びランキングトップに返り咲くのは時間の問題かもしれませんね!!
グーバイク買取ランキング7月度においてホンダ・ジョルノがランクインしました! 過去には2月に5位、4月には4位と着実に支持を集めてきたレトロ系スクーターの人気モデルです。
かつてはヤマハ・ビーノと人気を二分し、レトロスクーター市場を盛り上げてきましたが、現在は別メーカーながらビーノ側はOEM供給モデルとなり、両車の関係性にも変化が見られます。その点ジョルノは相変わらずのクラシカルなデザインとコンパクトな車体が魅力で、女性や初心者にも扱いやすい軽快な走りで支持されています!
また、燃費性能の高さも日常の足として重宝される理由の一つです。中古市場では安定した流通量があり、レトロスクーターの需要に支えられた安定した人気を誇っているのです! 今後もビーノとともに、スタイリッシュなレトロモデルとして、幅広い層からの注目を集め続けることでしょうし、それが買取市場でも反映されることが予想できます!
7月度のグーバイク買取ランキングにて4位となったヤマハ・ジョグは、長年にわたり支持され続ける超ロングセラーのスクーターです!! 1月に4位、6月に2位とランキングされており、そろそろ常連組と呼べるかもしれません。
50ccエンジン搭載の原付一種が廃止される可能性が取りざたされる中、昨年頃から50ccモデルの売買が活発化しています。これは廃止前の駆け込み需要が背景にあると考えられ、マーケットの動向を注視していると、今秋ごろにはそのピークを迎えると見られています!!
売り手にとっては良いタイミングであり、高値での買取も期待できる状況です。一方で買い手は、50cc原付一種が実用的な道具として使われることが多いセグメントであるため、購入時には走行距離やエンジンの状態などをしっかり確認することが重要となってきます。特に通勤や近距離移動の足として信頼性が求められるため、状態の良い個体を選ぶことが賢明ですよ!
ヤマハ・NMAXが7月度のグーバイク買取ランキングにて初めてランクイン、5位に輝きました!! NMAXは2015年に初代モデルが登場して以来、洗練されたデザインと扱いやすさが支持され、特に通勤や街乗りでの実用性が評価されています!
ただ実際には、販売台数的に決してライバルモデルよりも抜き出ているとは言えず、これまでランキングに顔を出すことはほとんどありませんでした。今回のランクインは中古市場での動きが活発化している兆しと捉えられますが、今後の動向は不透明と言えるでしょう。
新モデルの投入や市場の需要変化次第で、さらに注目度が高まる可能性もありますが、現状はまだ手探りの段階。今後もグーバイク買取ランキングに顔を出すようになると、ヤマハ・NMAXは“動いている”モデルだと周知されることでしょうね!!
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