バイクブロスマガジン
                異型オーバルデザインが特徴的なWR'Sのチタンサイレンサーモデル。そのスパルタンなデザインに加え、サイレンサー後端のブルーフィッシュが絶妙なグラデーションを醸し出し、大幅にグロムのルックスを上げている。マフラー交換は容易で今回のメカニックで10分ほどだから、個人でもまったく問題ないだろう。注目したいのはステンレスエキパイの太さ。シリンダー出口でΦ25.4mmという太さがサイレンサー直前ではΦ50mmというテーパー形状を採用。この設計よりトルクとパワーを稼ぎつつも、エンジン下部をすっきりとさせることに成功している。ノーマルの大きなキャタライザーから比べると圧倒的な軽快さだ。