HOW to CAMP TOURING!! キャンプツーリングには何が必要?

掲載日:2018年11月20日アウトドア

文・写真/BMWBIKES編集部 記事提供/BMWBIKES編集部

キャンプへ実際に持っていく物を考えてみよう

実際にキャンプツーリングを始めるにあたり何が必要なのか、ここで紹介したい。ただ、これは1例なので、自分の使い方にあった好みの道具を見つけ取捨選択してほしい。道具選びの時間もキャンプの楽しみの1つである。

テント

キャンプで一番大事なのがテント。ツーリングの場合は、登山と違い多少重くてもバイクに積めるので、二人用を一人で使うのが定番。広いほうが快適だし、空いたスペースに荷物を入れれば濡らさなくて済むからだ。

マット

寝袋の下に敷いて、地面の凹凸を緩和し、また地面の冷えから体を守る。空気を入れるエア式、ウレタンとエアを併用するタイプ、ウレタンのみの3タイプがある。パンクの可能性、収納性など一長一短だ。

寝袋

その名のとおり、キャンプにおける布団の役目。羽毛と化学繊維の2種類あり。夏用から真冬用まで幅広くあるが、ツーリングでは快適気温5度~10度設定のものを一つ持っておくと便利だ。

ランタン/ライト

外灯のないキャンプ場も多いのでキャンプでは照明が必需品。手元を照らすヘッドライトが基本で周囲はランタンを使う。ガスランタンもあるが、最近はLEDタイプが主流で、テント内でも使えて便利。

クッカー

調理で使うクッカーはアルミ、ステンレス、チタンといった素材がある。写真のように大小の鍋とフライパン、フタがセットになった物が便利。これに飲み物を入れるカップがあれば、ほぼ事足りる。

チェア/テーブル

椅子は、ヘリノックスという折りたたみ式チェアが生まれて以降、ほぼその同形状品が今の主流。テーブルは大きさと重さが収納に比例する。A4からA3サイズを目安に軽量コンパクトなものがいいだろう。

虫よけ

虫除けや蚊取り線香は常備しておきたい装備。蜂などに刺された場合を考慮して、毒を吸い取るポイズンリムーバーもあると安心。

焚火台

最近のキャンプ場は「直火」禁止の場所が多い。その場合はこの焚き火台が必需。右の箱型は調理も焚き火もできるが重い。左の網式は燃焼面が広く、収納も小さいが調理しにくいなど一長一短だ。

水筒

調理、食器洗い、手洗い、歯磨き、飲み水などキャンプをするのに水は不可欠。そのため、水筒が必要だ。ポリボトルから100円ショップのビニール水筒までさまざまだが、使いやすいのは3L前後。

キッチンペーパー/ウエットテッシュ

撤収時に食器を拭くのに使うが、それ以外に炊き付けにしたり体を拭くなど、キャンプではキッチンペーパーやウエットテッシュが大活躍。また紙のないトイレに備えてトイレットペーパーも必需だ。

ガスバーナー

コーヒーを飲んだり、パスタのお湯を沸かすには焚き火よりもガスバーナーが便利。とくにカセットコンロのボンベが使えるタイプだと、田舎でも入手できるのがいい。写真はSOTOのST310という名機。

サンダル

キャンプサイトでは、重いバイク用のブーツではリラックスできない。テントからトイレに行くにもブーツの脱ぎはきはとても面倒だ。だからサンダルはキャンプにおいて絶対の必需品なのだ。

ノコギリ/ナイフ

キャンプ場に必ず薪があるとは限らない。時には山に入って薪を拾うこともある。だから薪の切り分けにノコギリが必要だし、薪を小さくして焚き付けるのにナイフもいる。もちろんナイフは調理でも使う。

※この記事は『BMWバイクス vol.84』に掲載された内容を再編集したものです。