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満タン法でＣＢ１３００スーパーボルドールの燃費を計っているが、高速で22，3キロ、一般道で1８、９キロと言うところだ。平均燃費では20キロをちょっと超えるくらいでまあまあと言うところだろう。まあそんなに飛ばすわけでもないし無茶乗りもしないのでこんなものだろう。


コペンは高速で20キロ前後、一般道で15キロくらい、平均では17キロをちょっと超えるくらい、これも悪くはないだろう。カタログ燃費の８掛けで１７キロ弱、６掛けだと１３キロほど、これもまあまあというところか。


バイクは１３００で１０１馬力、コペンは６６０で６４馬力、排気量では半分ほどだが、動かしている車体を比べるとコペンの方がＣＢ１３００の３倍も重いのでこんなものか。時速１００キロのエンジン回転はＣＢ１３００が３０００回転、コペンは４０００回転強で最初はこの回転数にちょっと驚いた。スーパーサイファでも２７００回転ほどだったので、「あれ、ギアの選択を間違ったか」と思ったが、乗っているのが軽だと言うことを思い出して、「ああ、こんなものか」と思い直した。


実際には燃費と言うとエンジンやミッションの設定など車両特性に加えて重量や空気抵抗、転がり抵抗など複雑な要因が絡み合っているので「こんなものか」どころではなく0.1キロ燃費を伸ばすのにメーカーのエンジニアたちは血のにじむような努力をしているんだろう。


バイクの場合はあまり燃費がどうのこうのと言うのはいないだろうけど四輪の場合は燃費は死活問題だろう。実際にカタログ値など出やしないし、もしも近い値を出そうと思ったらそれこそ血のにじむような運転を心がけないといけないのにＨＶや軽でも高速ではバンバン飛ばすし、プリウス、アクアは相当飛ばすのが多いようだが、・・燃費を気にしているようにも見えない。カタログ燃費を見て儲かったような気になってしまうんだろうか。


バイクにしても四輪にしても燃費はどうでもいいが、残燃料でどのくらい走れるかを見積もるのに実燃費が頭にないと困ったことになる。そう言えば昨日初めて知ったんだけどコペンは残念量での走行可能距離が表示される。ＣＢ１３００は燃料計の最後の一コマが点滅を始めても燃料は4リッターほど残っているのでガス欠で止まるまでには7，80キロは走れることになる。これは燃費よりも大事なことでしっかり把握しておくべきだろう。コペンは燃料計がＥに近くなってもまだ８リッターくらい残っていた。まあバイクも四輪も財布にも環境にも社会にも優しい穏やかな運転を心がけるのがいいだろう。