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ヘルメットは出来ればしっかりしたフルフェイスを、・・。

2016年06月28日 17:33 グー!(30)|コメント(14)

時節柄だろうが、二輪教習の申し込みが多い。若年層と中高年が多い。中年は家庭や育児などでそれどころではないと言うところだろうか。それで皆さん、一生懸命頑張って緊張した面持ちで検定を受けて卒業となるのだが、卒業の際に二輪免許取得者の皆さんにお願いしていることがある。


一つは、「バイクは速度は出るが運動性がよくないうえに身を守るものがない交通弱者と言うことを認識してほしい」と言うこと、二つ目は、「自動二輪車と言う自動車に乗るのだから四輪と同じように走って車の間のすり抜けはしないでほしい」と言うこと、三つ目は、「ヘルメット、プロテクターを装着してほしい」ということだ。


以前はヘルメットのことは言わなかったのだが、天下の警視庁様によると、バイクで衝突して投げ出されたときに頭部のどこを打つかと言うと顎と顔面なんだそうだ。次が側頭部と後頭部、頭頂部などは数パーセントだと言う。顎が40%、顔面が20%で顔の前面を強打する割合が多いと言う。


バイクで衝突した場合、そのまま前に飛ばされれば確かに顔面着地となるだろう。半キャップのヘルメットなどで保護できる部分はほんの数パーセント、ほとんど役に立たないと言うことだ。またジェットも顔の正面を保護できないので顔、特に顎にに大けがをする可能性が高い。


また、顎ひもをしっかり締めておかないと古フェイスでもヘルメットが抜けて飛んでしまうそうだ。天下の警視庁様が調べたところ、バイク事故で亡くなった方の40%がヘルメットが抜けて飛んでいるそうだ。そんなわけで、「ヘルメットはできればしっかりしたメーカーのフルフェイスを、そして顎ひもはしっかり締めてください」とお願いしている。別にヘルメットメーカーの回し者ではないのだが、・・。


そんな話をするとまず女性の方はほとんどが大きく頷いて聞いている。男性は半々と言ったところだろうか。中には、「余計なこと言いやがって」みたいな顔をしている方もいる。しかし、乗り手が生身のバイク事故では最初の一撃を緩和できれば生存率はかなり高まると言う。


二輪で自立できない不安定なバイクで無理な運転は禁物だが、いくら気をつけていても事故は起こる。身を守るためにはしっかりしたヘルメットに胸部、背部のプロテクターくらいは必須ではないだろうか。あ、ちなみに顔面を怪我すると骨折などは保険が適用されるが、損傷した口や鼻を修復しようとすると美容整形とみなされて保険が適用されない場合があるそうだ。皆さん、気をつけましょう。


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