ホンダ | HONDA CBR1000RRファイヤーブレード/SP | CBR1000RR FireBlade/SP

車輌プロフィール

CBR900RR(1992年)から続くファイヤーブレード・シリーズの新モデルとして登場したCBR1000RR(SC57)。ファイヤーブレードは海外専用モデルだったが、前モデルのCBR954RRから日本仕様も発売(2002年)されるようになり、入れ替わるかたちで2004年4月にデビューした。当時のMotoGPマシンであったホンダRC211Vをイメージさせるデザイン、さらにRC211Vからの技術的なフィードバックもなされていた。SC57として2度のマイナーチェンジを受けたのち、2008年7月にフルモデルチェンジ(SC59)が行われた。SC59型は、このクラスのスーパースポーツとしては長期間製造され、3度目のマイナーチェンジを受けた2014年には、よりスポーツ志向の強い「SP」がタイプ追加された。次のフルモデルチェンジは2017年3月のこと。SC77型となり、CBR1000RR SPも同時に設定された。SPには、軽量小型のリチウムイオンバッテリーやチタン製の燃料タンクが採用されていた。同年5月には「SP2」も追加設定された。2019年モデルでは、エンジン出力の制御に、当時のMotoGPワークスマシンRC213Vの制御プログラムをベースにするなどの内部熟成が図られた。2020年、後継モデルのCBR1000RR-Rが登場するとともに、15年以上にわたったモデルライフに幕を下ろした。

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