掲載日:2026年08月04日 購入基礎知識 › バイク購入基礎知識
取材・文/小松 男


PCXが2026年7月度のグーバイク買取ランキングでも堂々の首位を獲得。これで2026年に入ってから7か月連続トップという、もはや"定位置"とも言える結果となりました。
PCXがここまで支持され続ける理由はいくつもありますが、最近あらためて感じるのは、デザインの一貫性です。昨年登場した現行モデルは5代目となりますが、一目見れば「あ、PCXだ」と分かるシルエットは初代からしっかり受け継がれています。
もちろん細かなディテールは時代に合わせて進化しています。しかし、「PCXらしさ」は決して失わない。その積み重ねがブランドとしての安心感を生み、新型へ乗り換えても違和感なく受け入れられる理由なのでしょう。
街中では現行型だけでなく、ひとつ前、そのまた前の世代も元気に走っています。それぞれ年式は違っても、同じ"PCXファミリー"として成立しているのは、このデザインの完成度があってこそ。
ここまでくると、PCXは単なるスクーターではなく、一つの"アイコン"と言ってもいい存在なのかもしれません。

7月ではスーパーカブ110が2位に返り咲きました。とはいえ、6月での2位は親戚筋にあたるクロスカブ110でしたし、ここ数か月、このランキングではすっかり常連といえる存在です。
最近、街を走っている姿を以前にも増して見かけませんか? 通勤途中でも住宅街でも、そして旅先でも。気付けばスーパーカブ110が当たり前のように走っています。
それだけ新車販売が好調であることでもありますが、その一方で買取ランキング上位という結果は、中古市場もしっかり循環している証拠。新型へ乗り換える人もいれば、初めてカブを手に入れる人もいる。そうした人の流れが、安定した市場をつくっているのでしょう。
2022年に行われたモデルチェンジではエンジンや足まわりも大きく進化し、「長く付き合える一台」としての魅力はさらにアップしました。
売る人も、買う人も、どちらも多い。
それこそがスーパーカブ110というモデルの強さなのだと思います。

今月3位に飛び込んできたのは、YZF-R25。久しぶりにフルカウルスポーツモデルが上位に登場しました。
YZF-R25が面白いのは、オーナー層の幅広さです。
大型バイクへの憧れを抱く若いライダーが最初のフルカウルとして選ぶこともあれば、経験豊富なベテランライダーが「これくらいが一番楽しい」と戻ってくることもある。世代を超えて支持される数少ない250ccスポーツと言えるでしょう。
軽快なハンドリングと扱いやすいパワーは、街乗りからワインディングまで幅広く対応。気負わずスポーツライディングを楽しめる絶妙なバランスも魅力です。
夏本番を迎えたこの時期に、こうしたモデルがランキングへ顔を出してきたのも興味深いところ。
今年の夏は、「走る楽しさ」を求める市場の動きが少しずつ広がっているのかもしれません。

レブル250 Sエディションが初のトップ5入り。人気は知っていましたが、あらためて市場での存在感を見せつける結果となりました。
レブルというと、クルーザーらしい低いシートやリラックスしたライディングポジションに目が行きがち。しかし実際に乗ってみると、街乗りも、高速道路も、ツーリングも自然にこなしてしまう"万能さ"に驚かされます。
Sエディションはヘッドライトカウルやフォークブーツなどを標準装備し、より精悍な雰囲気を演出したメーカーカスタムモデル。純正の完成度が高いため、「最初からこの仕様が欲しかった」という人も少なくありません。
買取市場で動きが出ているということは、探していた人にとって選択肢が増えているということ。
「見た目で選んだのに、気付けば何でもこなしてくれる」
そんな一台だからこそ、長く人気を維持しているのでしょう。
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今月はPCXだけでなく、PCX160もトップ5入り。兄弟そろってランクインという結果になりました。
125ccのPCXが街乗りの王者なら、PCX160はその行動範囲をさらに広げた存在。高速道路も走れる余裕が加わり、ツーリングまで視野に入れたスクーターとして人気を集めています。
デザインはPCXそのものですが、中身はしっかり"兄貴分"。余裕のある排気量は二人乗りや郊外での移動でも頼もしさを感じさせます。
そして、この兄弟には共通点があります。
「一度乗ると、またPCXを選びたくなる」
そんなオーナーが多いことです。
125ccか160ccか。用途によって選択肢は分かれますが、どちらを選んでも高い満足感が得られる完成度の高さは共通しています。
今回のランキングは、PCXというブランドそのものの強さを、あらためて証明する結果になったと言え、まさしく見逃せない存在なのです!








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