橋杭岩(和歌山県)

掲載日:2016年03月17日 日本の絶景100選関西エリア    

文・写真/藤原かんいち

藤原かんいちの写真で旅する日本の絶景100選の画像

日本の絶景100選 橋杭岩(和歌山県)の画像

撮影場所/和歌山県東牟婁郡串本町
撮影時期/2013年09月

表情豊かな奇岩

紀伊半島の外周をめぐる国道42号を走っていると、不思議な風景が目に飛び込んできた。浅瀬の海岸に並ぶ巨大な奇岩がいくつも並んでいる、凄い、こんな風景見たことがない。自然が作り上げたダイナミックな景観。海岸から大島まで約850m続く大小40の奇岩の数々は「橋杭岩」と呼ばれ、弘法大師と天の邪鬼が橋を架ける競争をしたという伝説が残っている。近くに道の駅があったので、バイクを駐車場に停めて止めて、海岸へ降りて行く。近くで見ると岩はどれも表情豊か個性的なカタチをしていて、まるでひとつひとつの岩に命が宿っているようだった。今回訪れたのは昼間だったが、夕日が沈む頃ならさらに幻想的な風景が見られそうだ。また、毎年ライトアップされるというので、いつか夜空に浮かび上がる橋杭岩に会いに来よう。

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