大歩危小歩危(徳島県)

掲載日:2016年06月13日 日本の絶景100選四国エリア    

文・写真/藤原かんいち

藤原かんいちの写真で旅する日本の絶景100選の画像

日本の絶景100選 大歩危小歩危(徳島県)の画像

撮影場所/徳島県三好市ほか
撮影時期/2012年11月

渓谷に響く

四国の真ん中を南北に縦断する国道32号。三好市内では国道32号と並行するように吉野川が流れている。その一部に激流で削られた美しい断崖の渓谷、大歩危・小歩危がある。その名の由来は諸説あるが「大股で歩くと危ないので大歩危」、「小股で歩いても危ないので小歩危」と言われている。特に大歩危峡には様々な岩石があり、「含礫片岩(がんれきへんがん)」は国の天然記念物に指定されている。大歩危峡といえば船くだり。バイクを止めて上から渓谷を眺めていると、小さな遊覧船が近づいて来た。ガイドをする船頭さんとお客さんの楽しそうな笑い声が谷に響き渡る。みんな楽しそうだ。僕が訪れたのは秋で紅葉が美しかったが、夏は緑、春は桜が美しいという。次はぜひ、遊覧船からダイナミックな渓谷を眺めてみたいと思っている。

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