掲載日:2015年11月26日 日本の絶景100選 › 九州エリア
文・写真/藤原かんいち
撮影場所/長崎県、佐賀県ほか
撮影時期/2013年05月
4県に跨る九州最大の湾で、干満の差は日本で最も大きく6メートル以上になるという。多くの川が湾内に流れ込んでいることや、いくつかの特徴から日本でも有明海にしかいない珍しい生物がたくさん生息している。その代表があのムツゴロウだ。また全国有数の海苔の養殖場があることも有名。そういえば、干潟の上をどろんこになって楽しむ「ガタリンピック」もニュースでよく取り上げられている。有明海では干満の差を使った独特の漁が発達、潮の満ち引きを使って魚を獲る伝統漁法「棚じぶ」の仕掛がいまでも残っている。海に立つ古びた小屋と有明海が重なる風景は風情があるので、時間をとってゆっくり眺めよう。冬になるとカキ焼きがおいしくなるので一緒にグルメも楽しもう。
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