掲載日:2015年07月02日 日本の絶景100選 › 九州エリア
文・写真/藤原かんいち
撮影場所/宮崎県日向市
撮影時期/2013年04月
九州の東海岸を南北に走る国道10号。これまでツーリングで10回近く通っているので観光ポイントは知っているつもりだが、今回訪れた「クルスの海」はクルスの意味がよく分からず、一度も訪ねたことがなかった。場所は宮崎県北部、日向灘に突き出た日向半島。半島には他にも日向岬、細島灯台、御鉾ヶ浦、馬ケ背など見所がたくさんある。展望台に出ると、遠い眼下に波で十字に削られた岩場が見えた。ポルトガル語で十字をクルスと呼ぶことからこの名が付いたという。なるほどそういうことかと納得。雄大な風景にしばし見惚れる。ここへ来ると願いが叶うという伝説(日本語の叶うという字に見えることから)があり、展望台には鳴らすと願いが叶う「クルスの鐘」が設置されていた。後から来たカップルが楽しそうにその鐘を鳴らした。
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