黒部ダムカレー堪能ツーリング

掲載日:2011年09月28日 ツーリング情報局甲信越エリア    

投稿者/徳田 仁さん | 取材日/2010年 秋

ツーリング情報局

長野の新名物「黒部ダムカレー」
自ら堪能した味をお届け!

北アルプスの麓にある長野県大町市で、今話題となっている新名物。その名は黒部ダムカレー! 発祥は立山黒部アルペンルートの玄関口として有名な大町市にあるレストラン扇沢で、アーチカレーという名前で昭和40年代からの人気メニューだったそうです。

 

この黒部ダムカレーには、五つの掟があります。

 

① お米を堰堤の形に。

② カレーのルーは必ず堰堤の内側に流し込む。

③ カレーのルーの上にはガルベ(黒部湖の遊覧船の名前)に見立てたトッピング。

④ 料金は700円以上。

⑤ 必ず水をつける。

 

だそうです。ただ、各店のアイデアで、周囲の景観を自由に表現したり、ご飯が紫米だったり、超弩級の大きな角煮がのっていたり、ガルベも信州サーモンのフライや串カツといった具合に、食材も違えば味も違うといった面白メニューであります。今回はミルフィーユというお店。堰堤には自家製ピクルスと野菜の入ったサラダライス、ガルベにはハンバーグ、おまけに流木に見立てた小エビ! もう癖になる味です。じっくり煮込んだ深い味に、ただただ感動してしまいました。

 

お腹いっぱいになればやっぱりお土産でしょう! 向かったのは大町市に程近い安曇野市にある大国屋わさび園。このお店、なんとも懐かしい風情のあるお店でして、生わさびの爽やかな香りと、あのツーンとした刺激……。私が選んだのは、生わさび3本とわさび漬け&海苔わさび。どれも美味しく、ご飯がとめどなく胃袋に収納されてしまう(もっと太ってしまう)恐怖を感じながら帰路についたのでした。

 

これが黒部ダムカレー。開店6年目のこのお店を仕切るシェフの円尾正さんは、なかなかのこだわりを持つ方のようで、黒部ダムカレーに対するお店としての味づくりを熱心に語っていました。

これが黒部ダムカレー。開店6年目のこのお店を仕切るシェフの円尾正さんは、なかなかのこだわりを持つ方のようで、黒部ダムカレーに対するお店としての味づくりを熱心に語っていました。

入ってみると土間敷きで、とても落ち着きます。わさびももちろん美味しいです。お土産にオススメ。

入ってみると土間敷きで、とても落ち着きます。わさびももちろん美味しいです。お土産にオススメ。

今回のツーリングルート

扇沢駅→bistro cafe ミルフィーユ→大国屋わさび園


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スポット紹介

bistro cafe ミルフィーユ

所在地/長野県大町市常盤上一6906-101

電話番号/0261-22-6898

営業時間/11:30~15:00 / 17:30~21:00

定休日/月曜

URL/WEBサイト

大国屋わさび園

所在地/長野県安曇野市穂高4326-1

電話番号/0263-82-3036

営業時間/9:00~18:00

定休日/水曜

URL/WEBサイト

徳田 仁さん
プロフィール
徳田 仁さん

新潟県長岡市在住。新潟県は関越、北陸、日本海東北、磐越、上信越と高速道路が幾つも走る、他県からのアクセスが容易なところ。南北に長く伸びた新潟独自の風土、食と文化を BMW R1150RT に乗って伝えてくれる。

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