投稿者/ゲラーデ・アオスさん | 取材日/2011年12月11日
山道を抜けると歴史の里
ひっそりたたずむ道の駅
伊勢道・久居ICを降り、名松線に沿って南西方面に向かい、所々に人里があるような曲がりくねった山道を冷や汗かきつつ通り抜けること約30キロ。辿り着くという感じの所にあります。山里らしく木造の駅舎で、売店には木工品や餅、野菜類が並びます。駅舎前には露店の野菜売り場もありました。美杉の名の通り美しい杉の木工品製品(ログハウスから杖まで)のに加え、驚いたことにチェーンソーや草刈り機など並んでいます。ふりの客でチェーンソーを買う人はまずいないと思いますが、力が入っているなあと思いました。食事はラーメンとかカレーとかで特徴のある物はなくちょっと残念。わざわざ行くには不便な所ですが、森林を活かした森林セラピーとか、かつて大和から伊勢へ抜ける伊勢本街道の山歩きを楽しむ拠点という感じです。近くには南北朝時代に武将・細川高国が造った言われる国の名勝及史跡・北畠氏館跡庭園があり、歴史に思いを馳せるのも一興かと。今はひっそりとした山里が、かつては伊勢の政治経済の一大拠点だったことが偲ばれます。
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