投稿者/ゲラーデ・アオスさん | 取材日/2011年7月2日
国道42号矢ノ川(やのこ)峠と小坂峠の間に
ひっそりたたずむ山の中のオアシス
国道42号を尾鷲方面から矢ノ川峠を越え約20キロ、熊野市街からだと小坂峠を越えて約10キロ。どちらから来ても、小休止したい所にポツンとあります。ここは製材や木工の業者らが、林業振興を目指して設置しており、製材工場のような施設があります。なので売店には、まな板やすのこ、座卓など木製品が、ふんだんに並んでいます。以前、ここで買った布団の下に敷く桧製すのこは、通気性がよく夏場に重宝しています。ホンモノの木製品を探しに一走りするのもよいかも。ただ大きなものは車でないと運べませんね。でも木っ端なら無料で持ち帰れます。建物は木造の上、床も角材が敷き詰められており「木の国」を象徴しているかのよう。熊野名物のめはり寿司、サンマ寿司なども土産物に並びます。熊野ではサンマは秋でなく冬に捕れ、脂が抜けているので寿司に向くのです。道の駅の裏手を流れる大又川は、水がとてもきれいで、せせらぎを眺めながら疲れを癒すのも一興かと。郵便局もあるので旅の便りも出せるし、休憩所では無料でネットが使えるのも「座布団1枚」ですね。余談ですが、新撰組土方歳三の写真を撮った田本研造という人は、熊野市出身です。
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