投稿者/シナノさん | 取材日/2018年8月17日
道の駅歌舞伎の里大鹿は、美しい自然に囲まれ四季折々の景色が楽しめる長野県下伊那郡大鹿村にあります。道の駅は中央自動車道松川ICからバイクで約40分ほどの場所にあり、大鹿村を縦断するように通る国道152号線(秋葉街道)沿いにあります。
この道の駅は2018年8月にオープンしたばかりで、観光拠点でありながら、地元民のための日用品販売施設としても役立っています。建物内はほどよい広さで落ち着ける空間になっていて、ツーリング途中の休憩にはちょうどいいと思います。運がよければ大鹿村のキャラクター大鹿鹿丸や大鹿景清と会えるかもしれません。
直売所では地元で採れた野菜が多く販売されています。大鹿村は朝夕の寒暖差が激しいイタリアに似た気候のため、珍しい野菜が並ぶこともあります。特に人気なのが、初夏が旬のブルーベリーで、粒が大きいものが多く、毎年多くの方が買いに来る大鹿村の特産品です。
食事処は「秋葉路」と「おい菜」という2店舗で、「おい菜」には大鹿村で採れた食材を使用したメニューが並んでいます。中でも鹿肉を使ったジビエ料理(ステーキ定食や焼肉定食、ジビエカレー)が食べられるのが特徴です。また、数量限定で、お皿の仕切りがダムの堤体を模し、穴からルーが飛び出す小渋ダムカレーがあり、こちらはダム巡りをしたあとに食べたい一品です。
また、大鹿村といえば伝統芸能の大鹿歌舞伎が有名で、300余年前から春と秋に神社で定期公演があり、地元の人たちによって上演されて続けています。大鹿歌舞伎は境内にゴザを敷いて自然が身近に感じられる屋外で観劇します。飲食OKで観覧無料なので、見に行ったら「よっ日本一」といって、舞台へおひねりを投げてみたいです。その他にも2011年に公開された『大鹿村騒動記』という、俳優・原田芳雄さんの遺作となった映画の舞台となっているのも大鹿村です。
星の数や寸評はレポーターの主観に基づくものです。道の駅の施設や利便性に対する正確な評価ではないので、参考としてご覧ください。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!