投稿者/イイ爺ライダーさん | 取材日/2018年02月10日
宮崎県の『道の駅北川はゆま』は、東九州自動車道の北川ICを降りてすぐの所にあります。聞きなれない「はゆま」とは、飛鳥時代の駅制度の駅場「早馬」から名付けられたもので、構内入口に駅名の書かれた大きな馬のモニュメントがあります。
国道10号から入ると自動車道入口と錯覚するほど両者は近接しています。北川ICが出来る前に建てられていた道の駅なのに、ICと重なるようにして設けられているのは、早くから行政間で取り決めがあったのでしょう。
自動車道のサービスエリア代わりに利用している人が多いのか、トラックやバスなど大型車の駐車が目立ちました。建物は北川ICが出来てからリフォームされたので、木材の香りがするほど艶々していました。木組みをそのまま表した構造は温かみを感じさせ、心を落ち着かせる心理効果があるようです。ただ使用される木材は節が多く、ひび割れの処理もうまく出来ていないので、間伐材の有効利用しているのかもしれません。その反面継手のボルト頭を隠したり、大きな火打ち材を随所に取り入れており丁寧な工法です。
農産物販売、特産品や木工品の販売所は建物毎に分かれていますが、食事処はテイクアウトも含めて一つの建物に集約されています。施設内に西郷隆盛の幟旗があるのは、北川の地が西南の役最後の決戦地だからです。
北川町はチョウザメを養殖してキャビアを生産しています。そのチョウザメが入った水槽が情報コーナーに置かれています。
国道10号から入ると自動車道入口前を右折することになりますが、自動車道から出てくる車と交差するので注意しなければなりません。反対に道の駅から自動車道入口へ向かう時も要注意です。
バイク置き場の通路を上がると、レストラン棟があり朝食バイキングの垂れ幕が見えます。地鶏の南蛮丼から宮崎産黒毛和牛を使用した定食、生シラス丼など豊富なメニューがあります。
星の数や寸評はレポーターの主観に基づくものです。道の駅の施設や利便性に対する正確な評価ではないので、参考としてご覧ください。
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