投稿者/シナノさん | 取材日/2017年11月05日
上信越自動車道の坂城ICよりバイクで15分、上田菅平ICからだと20分ほどの長野県上田市に『道の駅上田 道と川の駅』はあります。市街地から長野市へと続く国道18号線のバイパスを走っていると突如現れる大岩壁。その岩壁を貫くトンネルへ吸い込まれる直前の右手側にあるので、岩に目を奪われ曲がり忘れないよう注意しましょう。
信濃国の豪族である真田氏発祥の地である上田市は、2016年に放送されたNHK大河ドラマ「真田丸」のロケ地としても取り上げられたこともあり、私が行った時期には観光客で賑わっていました。また、ここの道の駅の名前は『上田 道と川の駅』と一風変わっていて、奥に流れる千曲川の“川の駅”も兼ねています。
敷地内にはヘリポートも備わっていてかなりの広さですし、駐車場に対して一列に建ち並ぶ建物は、向かって左から交流館、食堂、物販、休憩所、事務所、情報コーナー、トイレとわかりやすく、2輪駐車場は右端のトイレ前にあって全体的に利用しやすい印象です。広場では自転車で遊ぶ子どもやジョギングを楽しむ老若男女、さらにドッグランまであり時間を忘れて寛ぐことができるでしょう。
駅後ろにそびえる大岩壁は『岩鼻』といってまるで仰向けになる人の鼻のように見えますが、鼻の穴部分は千曲川の侵食によって作られたみたいです。イシシ(かいけつゾロリに登場するキャラクター)を彷彿しました。施設名称の”おとぎの里”というのは、この地に『唐猫伝説』、『小泉小太郎伝説』、『地蔵尊の足跡』といった多くの伝説が残っているからで、なかなか味わい深い由来です。
奥に見えるのが奇石『岩鼻』。鼻の穴にみえるでしょう!?横から登ると公園と展望台があり、上田市と千曲川が見渡せます。手前の二匹はおとぎの里マスコットのにゃんとちゅー。
真田昌幸によって築城された上田城は、徳川軍を二度にわたって撃退した不落の城として知られています。「不落」=「落ちない」にあやかって受験生には人気があります。お手軽にノートでもいかがですか?
長野方面に気持ちよく走っていると、突如現れる岩壁に目が釘付けになりますが、道路案内標識とこの看板をお見逃しなく!トンネルの手前ですよ。
星の数や寸評はレポーターの主観に基づくものです。道の駅の施設や利便性に対する正確な評価ではないので、参考としてご覧ください。
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