投稿者/ばいくまさん | 取材日/2017年09月24日
広い長野の南端にある
祭り街道と湯めぐり街道の交差点にある道の駅
長野県の南部、下伊那郡(しもいなぐん)から愛知県へと続く国道151号線(遠州街道)と、岐阜県の恵那市に続く国道418号線がぶつかる道角に仮面をつけた人のモニュメントが建っています。一見、天狗かな?と思ってしまいますが、これは幸法(さいほう)といわれる五穀豊穣を司る新野の神様なのです。そんな神様が鎮座する駐車場の奥にあるお寺のような建物が『道の駅信州新野千石平』です。
国道151号線は祭り街道といわれるほど伝統芸能が深く息づく地域で、古くからの風習や祭りが大切に伝承されてきました。また各地の道の駅でもよく見かける五平餅は、それぞれ形やタレに特徴が見られるものですが、ここの五平餅は『御幣もち』といって、なんと御幣(お祓いの時にシャッシャッとはらう紙垂)の形をしています。神様との距離が近いということでしょうか。
夏~秋には収穫祭が催され、多くの車・バイクで賑わいます。特産品はとうもろこしや野菜、リンゴやブドウなどの果物、さらには味噌、アマゴなど見ているだけでも楽しくなります。とうもろこしソフトは冷製コーンスープの味でやさしい甘さでオススメですよ。
長野県南の玄関口となるため愛知や静岡ナンバーのバイクも多く、バイクの前でなごやかに談笑する姿も見られました。敷地が広くのんびりとしたムードがただよいゆっくり休めます。国道418号線は別名・湯めぐり街道といわれるほど温泉が点在しているので、入り比べをしてみるのもいいですね。
所有バイク/年式不明 スズキGSR
道の駅、スタンプ、マンホールが好きです。道の駅は地元の人も旅人も楽しく集える安らぎの場であってほしいと思います。
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