投稿者/イイ爺ライダーさん | 取材日/2016年11月04日
倉渕町の公民館と一体
木造建築風に見せている耐震構造の建物
小栗上野介は江戸時代末期の幕臣で、薩長軍に対しての主戦論者でしたが、海軍の設立に尽力した方でした。その彼の領地が倉渕村権田でこの地で不運な死を遂げ、功績を讃える意味で名付けられた道の駅です。榛名山火山群の裾野にあり、周囲を千メートルの山々に囲まれているのに、そんな風に感じられない高原地帯です。
高崎市役所支所の隣に建てられており、傾斜のある土地をうまく利用した鉄骨造二階建です。見た目は木造に見えますが、主要構造物の鉄骨をうまく木材で隠して温かみのある建物に仕上げてあります。ただ単に道の駅としてではなく、公民館としての地域の交流の場として展示場、多目的ホールや作業室が大きく取られています。
そのため物産販売コーナーは、他の道の駅に比べて小さいように感じられました。しかし建物出入口扉の開閉が手動なのは、今どきの建物にしては時代遅れの感が否めません。管理事務室もあっては観光案内もされています。道の駅には珍しいATMまでありました。2階に24時間利用できる休憩室があり、建物屋上を利用したテラスが設けられています。販売野菜の量は少ないですが、それでも季節の野菜や近隣の市町村からの加工特産品が多くありました。
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