掲載日:2019年11月27日 フォトTOPICS
取材協力/ヨシムラジャパン写真・文/バイクブロス・マガジンズ編集部
2019年11月16日(土)、YOSHIMURA MEETING 2019(ヨシムラミーティング2019)が栃木県那須モータースポーツランドで開催された。コンセプトは「ヨシムラをもっと体感しよう!」というだけあり、ヨシムラがどんなメーカーかを、見る・話す・乗るといった体感型で楽しめるイベントとなっていた。
一日を通して行われていたのは、ヨシムラのオリジナルパーツが装着されたデモ車両が10台用意された「ヨシムラデモ車試乗会」。試乗車にはカワサキ・Z900RSやスズキのKATANA、ホンダ・Cross Cub 110などがあり、ヨシムラサイクロンやBAZZAZオートシフター、TMR-MJNキャブレター、ステップKIT X-TREADなど車両によって様々なカスタムが施されていた。そのためカスタム車両の乗り心地だけでなく、パーツ装着の効果なども実感できる試乗会となった。
また、ピットやステージでもヨシムラらしい内容で来場者を楽しませた。サーキットでのヨシムラのピットを再現した「ヨシムラピット再現」では、2019シーズンが終了していたためピット内に展示されたレーサーのスズキ・GSX-R1000には跨ることもできた! こちらの車両は当日「レーサーサウンド体感」として、実際にエンジンをかけ迫力のあるサウンドを会場に響かせていた。
加えて当日は2019シーズンに全日本ロードレース選手権(JSB1000クラス)にヨシムラスズキMOTULレーシングとしてスズキGSX-R1000で参戦していた加藤陽平監督、加賀山就臣選手(#12)、渡辺一樹選手(#26)がゲストとして登場。抽選で10名のみ「選手タンデムラン体験」として、加賀山選手、渡辺選手とタンデムランでコースを走ってもらえる企画や、トークショーを繰り広げた。しかもステージなどの予定がない時間は会場でファンとの交流を楽しんで、気さくにサインや写真撮影に応じてくれた。ヨシムラファンには至福の時間だったに違いない。
この他にもヨシムラ製品紹介ブースではBAZZAZオートシフターの講習が行われ、最後のじゃんけん大会では実際にレースで使用された#12や#26のカウリングが賞品として用意されるなど、どの企画も隅々までファンサービスが行き届き、まさに「ヨシムラをもっと体感」できた1日だった。
それでは、詳細を写真と共にレポートしよう!!
YOSHIMURA MEETING 2019(ヨシムラミーティング2019)が開催された栃木県の那須モータースポーツランド。
朝9時に開会式が行われたが、その直後には駐輪場に様々なバイクが並び始めた。ヨシムラのイベントだけにカスタムしている車両も多かった。
ミーティングの人気企画「ヨシムラデモ車試乗会」。保険料の500円を支払い申し込みを終えた人から、好きなバイクに試乗が可能。並べば何車種でも乗ることができる。
用意された試乗車量は10台。カワサキのZEPHYR400、Ninja250、Ninja400、Z900RS、スズキKATANA、GSX-R1000R、ホンダのMONKEY125、Super Cub C125、Cross Cub 110、GROMの10台。
デモ車両にはヨシムラサイクロンやステップKIT X-TREAD、BAZZAZ オートシフターなど車両に合わせてヨシムラのパーツが多数装着されている。
こちらはレース時のヨシムラのピットを再現した「ヨシムラピット再現」コーナー。
加賀山選手と渡辺選手のピットサインボートや休憩用の椅子。全日本ロードレース選手権 JSB1000クラスを走らせていたスズキのGSX-R1000が展示。しかも車両には跨りOK!
来場者はスズカ8耐の給油再現なども体験でき、その様子を渡辺選手が興味深そうに眺める一幕もあった。
ヨシムラ製品紹介ブースに展示されたKATANA。開発中のセパレートハンドルやヨシムラオリジナルカーボンカウル、BAZZAZオートシフターが装着されており、たくさんの人が注目していた。
こちらが開発中のセパレートハンドル。一緒に写っているブレーキレバーガードやPRO-GRESS1テンプ・ボルトメーターは既に発売中。
展示車にはZ900RSも。こちらはSlip-on R-77Sサイクロンなどを装着、実際にエンジンをかけてその軽快なサウンドを楽しむこともできた(動画内にZ900RSのサウンドもあります!)。
普段なかなか乗る機会のないオートシフター装備車両。試乗の前に慣れてもらおうと、BAZZAZオートシフターの装着されたYZF-R25で講習も行われていた。
キャブレターに関しても詳しく説明してくれるコーナーが。講習を受けた後にデモ車両のZEPHYR400やGROMに乗ると理解が深まり、さらに楽しい試乗会になる。
ステージでは加賀山選手と渡辺選手が「選手タンデムラン」の抽選中。来場者の中から10名のみ選ばれ、お二人が操るバイクの後ろに乗れるという、ファンにはたまらない企画。ヨシムラもこの試みは初だったそう。
準備ができたらタンデムランを開始。渡辺選手はZ900RSで、加賀山選手はKATANAでコースへ。
加賀山選手のタンデム走行。好きな選手の走らせるバイクに乗れるなんてなかなか無い体験で羨ましい!
最後にソロ走行した渡辺選手はストレートでこんなサービスも! 華麗な技に皆さん見入っていました。
加賀山選手、渡辺選手共にこの日は本当にファンの近くにいてくれました。こちらは再現ピットでの記念撮影。
物販ブースでヨシムラのオリジナル傘を購入した方が、加賀山選手にサインをおねだり中。そのあとしっかり記念撮影も!
お昼からはステージでトークショーがスタート。ヨシムラスズキMOTULレーシングの皆さんが登場!
(左上)MCのみし奈昌俊さんによる鋭いツッコミで、全日本での裏話など興味深い話が繰り広げられたトークショー。(右上)加藤陽平監督、(左下)渡辺一樹選手、(右下)加賀山就臣選手が「コレ言っちゃっていいのかな?」といった秘密の話もしてくれました。
最後はじゃんけんによるプレゼント大会。なんだかすごい盛り上がり……というのも当然。プレゼントが豪華すぎます。
なんと実際にレースで使用された#12や#26のカウリングが賞品に!!!!!
さらに! 今期でヨシムラチーム最後となる加賀山選手ゆかりの品として、再現ピットに飾ってあったピットサインボードが登場すると、来場者からは驚きの声が。そして熱気のあるじゃんけんとなりました!!
全てのステージが終了した後もファンやメディアの記念撮影に応じてくれた監督と選手。帰りギリギリまでファンサービスやファンへの感謝が感じられたヨシムラのミーティングでした。
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