2014 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦『SUPER 2AND4 RACE』

掲載日:2014年09月19日 フォトTOPICS    

取材・撮影・文/安藤 正和(Office25)

第2ヘアピンを旋回する『ヤマハYSPレーシングチーム』の中須賀克行選手。

中須賀克行選手がポールトゥウィン
転倒の高橋巧選手に代わりランキングトップへ

国内最高峰の2輪レース、全日本ロードレースJSB1000クラスの後半戦は、大分県のオートポリスからスタートしました。

オートポリスでのレースは第2戦に続き2度目ということもあり、各チームは予選からヒートアップ。49秒台をマークするライダーが6人も現れ、『TOP10チャレンジ』へと駒を進めました。トップ10チャレンジでは、5人のライダーが48秒台に。激しいポールポジション争いを制したのは、1分48秒280をマークした『ヤマハYSPレーシングチーム』の中須賀克行選手でした。

決勝は,ポールポジションの中須賀選手を先頭に1コーナーへ進入するも、1周目の最終コーナー出口でアクシデント発生。『チームスガイレーシングジャパン』の須貝義行選手と、『桜プロジェクト PITCREW&松戸F』の井上哲悟選手が接触転倒。マシンがストレート上で炎上し、レースは赤旗中断。18周のレースを4周減算の14周として再スタートとなりました。

再スタート後のレースは『Team GREEN』の柳川明選手がトップに立ってリードするも、中須賀選手、加賀山選手、高橋選手、山口選手、津田選手がテールトゥノーズで続く展開に。しかし9周目、ポイントリーダーの高橋選手が転倒脱落。10周目にトップに立った中須賀選手がそのままチェッカー、開幕戦以来の今季2勝目を上げました。

フォトTOPICS(写真点数/24枚)

013番グリッドからのスタートとなった『MuSASHi RT ハルクプロ』の高橋巧選手。

021回目のスタートシーン。ポールポジションからホールショットを決める中須賀選手。

03『チームスガイレーシングジャパン』須貝義行選手と『桜プロジェクト PITCREW&松戸F』井上哲悟選手が接触転倒し、ホームストレート上で炎上するアクシデントに。

04再スタート後は『Team GREEN』の柳川明選手を先頭に、6台がテールトゥノーズの展開に。

05第2ヘアピンで柳川選手の背後にピタリとつける中須賀選手。

0610周目にトップ柳川選手をパスし、スパートする中須賀選手。

07今季2勝目、ポイントでもトップに立った中須賀選手。

08決勝のトップ3。優勝した中須賀選手(写真中央)、2位の津田選手(写真左)、3位の柳川選手(写真右)。

09『オートポリス サーキット クィーン』のみなさん。

10トークショーでファンの声援に応える4選手。左から高橋巧選手、中須賀克行選手、津田拓也選手、柳川明選手。

11ピットで集中力を高める『Team GREEN』の渡辺一樹選手。

121分48秒280でポールポジションを獲得した中須賀選手。

13ピットアウトする『ヨシムラスズキシェルアドバンス』津田拓也選手。

14第2ヘアピンを旋回する『Team GREEN』の渡辺選手。

15第2ヘアピンを旋回する『NTSチームノリックヤマハ』野佐根航太選手(イン側から撮影)。

16予選で2分48秒313をマークするも中須賀選手にわずか0秒033及ばなかった津田選手。

17ウイリーでファンの声援に応える『Team KAGAYAMA』の加賀山就臣選手。

18第1ヘアピンを立ち上がる『Team GREEN』の渡辺選手。

19予選から激しく火花を散らす、津田選手(写真手前)と中須賀選手(写真奥)。

20後半の登りのセクションを駆けあがる中須賀選手。

21今回試したセッティングが不発に終わり、以前のセッティングに戻したという高橋選手。

22ストレートスピード、特にトップエンドの伸びに定評があるKawasaki ZX-10R。

23転倒により再スタート、10位に終わった高橋巧選手。

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