2014 鈴鹿8時間耐久ロードレース『第1回公開合同テスト』

掲載日:2014年06月13日 フォトTOPICS    

取材・撮影・文/安藤 正和(Office25)

雨の鈴鹿と言えば、やはりこの人、秋吉耕祐選手です。2分20秒386のトップタイムをあっさりとマーク。

秋吉耕祐選手が2分07秒977でトップタイムをマーク
シュワンツ、エガーター、ルブランなど海外選手も参戦 

第1回に引き続き『第2回公開合同テスト』が7月2日、3日に開催されました。鈴鹿8耐の準備として位置づけられるこのテスト走行では、各メーカーが本番さながらの力の入れようで好タイムを連発。なかでも、昨年は優勝候補でありながらケガで戦線を離脱、無念の涙を飲んだ『F.C.C.TSR Honda』秋吉耕祐選手が、この合同テストではいきなりの7秒台、2分07秒977をマークしました。他のチームが6セッションをかけてもこの記録を上回ることができず、結局最速タイムに。以下、合同テストの総合結果です。

1.『F.C.C.TSR Honda』 秋吉耕祐選手(2分20秒386)
2.『Team KAGAYAMA』 加賀山就臣選手/武田雄一選手(2分21秒215)
3.『TEAMJP DOGFIGHTER YAMAHA』 藤田拓哉選手/DAN KRUGER選手(2分22秒207)
4.『ヨシムラスズキ シェルアドバンス』 津田拓也選手(2分22秒741)
5.『MuSASHi RT HARC-PRO』 高橋巧選手(2分23秒144)
6.『エヴァRT初号機シナジーフォースTRICKSTAR』 出口修選手/井筒仁康選手(2分23秒488)
7.『Honda鈴鹿レーシングチーム』 安田毅史選手/日浦大治朗選手(2分24秒072)
8.『Team GREEN』 柳川明選手/渡辺一樹選手/藤原克昭選手(2分25秒141)
9.『B-SQUARE RACING』 太田雅裕選手/原田武人選手/菅原豊選手(2分25秒413)
10.『CONFIA Flex Motorrad39』 酒井大作選手(2分25秒767)

次回の『第2回公開合同テスト』は7月2~3日。そして最後となる『第3回公開合同テスト』は、7月8~10日に行われる予定です。

フォトTOPICS(写真点数/23枚)

012013年の8耐の優勝者、全日本ロードレース選手権でも2連勝、ポイントリーダーの高橋巧選手。

022002年の8耐以来、12年ぶりに鈴鹿を走った辻本聡選手。2014年は『Legend of ヨシムラスズキシェルアドバンス』のライダーとして走る。

0313年ぶりに本格復帰。カワサキの第3ライダーとして走る藤原克昭選手。

04激しい雨に閉口する『Team GREEN』の藤原克昭選手(写真左)と柳川明選手(写真右)。

05デグナーカーブを旋回する『Team GREEN』の柳川明選手。

06DUCATI 1199 Panigaleで8耐に挑む『BANNER RACING H・K・C』。

07突風に煽られコースアウトしてしまった大楽達也選手とKTM RC8R。

085コーナーを旋回する『Team GREEN』の藤原克昭選手。

09昨年の『MFJ グランプリ』で大腿骨骨折の重傷、その際の血栓障害で復帰が遅れてしまった『エヴァRT初号機シナジーフォースTRICKSTAR』の出口修選手。「ご心配をおかけしましたが今日から復帰です。SUGOのJSB1000クラスにも参戦します」とコメント。

10ヘッドライトを装備した耐久仕様のZX-10Rで2コーナーを立ち上がる柳川選手。

11ピットアウトする『ヨシムラスズキ シェルアドバンス』の津田拓也選手。

12逆バンクを旋回する『TEAM KAGAYAMA』の加賀山就臣選手。

135コーナーを旋回する『F.C.C.TSR Honda』の秋吉耕祐選手。

14「SUGOのセミ耐久はライダー交代なし、1人で走り切るつもりです!」と笑う出口修選手。

15ピットでタイミングモニターを見つめる『ヨシムラスズキ シェルアドバンス』の津田拓也選手。

16デグナーカーブ(2つ目)を立ち上がる出口修選手。

172013年の8耐優勝者、2014年も優勝候補の高橋巧選手。

18デグナーカーブ(2つ目)を旋回する秋吉耕祐選手。

193セッション全てでトップタイムをマークした秋吉耕祐選手。

20デグナーカーブ(2つ目)を旋回する『TEAMJP DOGFIGHTER YAMAHA』の藤田拓哉選手。

217.8パーセント勾配を駆けあがる『Team GREEN』の渡辺一樹選手。

22『エヴァRT初号機シナジーフォースTRICKSTAR』で、出口修選手とペアを組む井筒仁康選手。

23デグナーカーブ(2つ目)を立ち上がる津田拓也選手。

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