掲載日:2014年03月20日 フォトTOPICS
取材・撮影・文/安藤 正和(Office25)
3年連続JSB1000クラスのタイトルを目指す傍ら、ヤマハMotoGPマシンの開発も担う中須賀克行選手。
2014年3月1日(土)~2日(日)、毎年恒例となっている『モータースポーツファン感謝デー』が開催されました。MotoGP、スーパーフォーミュラ、青山博一選手、中嶋悟選手、2輪、4輪さまざまなカテゴリ―のマシン、ライダー、ドライバーが鈴鹿サーキット国際レーシングコースに集結しました。注目のJSB1000クラスのマシンは、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキといった国内4メーカーに加え、BMW、ドカティ、KTMなど海外メーカーの参加も。また、名門『ヨシムラスズキシェルアドバンスレーシングチーム』からは、2台体制での鈴鹿8耐参戦、レジェンドライダーであるケビン・シュワンツ選手の起用が発表されました。MotoGPクラスは、3月2日のみの走行。ホンダRC213V、ヤマハYZR-M1、スズキの開発車両の3台が鈴鹿を疾走。集まった1万9,000人のファンを魅了して止まない1日となりました。今回はこの『2014モータースポーツファン感謝デー』に加え、翌日3月3日に行われた『2輪合同公開テスト』の模様をご紹介したいと思います。
01来たる全日本ロードレース開幕戦『鈴鹿2&4』に参戦予定のJSB1000クラスのマシン。
02ファンの注目を集める国内3メーカーのMotoGPマシン。
032015年参戦に向けて開発が進むスズキのMotoGPマシン(左)と、鈴鹿8耐に挑む『ヨシムラスズキ』のGSX-R1000。
04スズキのMotoGP開発マシン。「量産車との開発をより近くするため」という理由で並列4気筒を採用。公称169kw、230ps以上のパワーを発揮。
05MotoGPマシンの開発ライダーを務める青木宣篤選手。
062013年のチャンピオンマシン、ホンダRC213V。V型4気筒+シームレス・トランスミッションにより、優れた加速性能を発揮する。
072014年のMotoGPクラスに参戦する青山博一選手がRC213Vを走らせる。。
08「これは乗り易い!という印象です。マルケスからこのマシンを奪えるよう頑張りたい(笑)」と、青山博一選手。
09ホンダ、ヤマハ、スズキ、国内3メーカーのMotoGPマシンが鈴鹿を走行するのは2003年以来のこと。
10「並列4気筒をスズキが作れば自然にいいモノができる。2015年に向けて開発を頑張りたい」とのコメントは青木宣篤選手。
11日本人初のフルタイムF-1ドライバーである中嶋悟氏の走行。
124輪の国内最高峰スーパーフォーミュラ
13「2015年MotoGP復帰を目指して今年は海外のサーキットに10回ほど行く予定です。」と、青木宣篤選手
14「MotoGPのテストは順調。21リットルから20リットルに変更される燃費問題に取り組んでいます」と語る中須賀克行選手。
15ピットウォークでファンサービスを行う中須賀克行選手。
16ヤマハレーシングレディ
172014年のYZF-R1は青白カラーに。3年連続5度目のタイトルを目指す中須賀克行選手。
18GP参戦予定から一転、国内JSB1000クラス参戦となった野左根航汰選手。
1960周年を迎えた『ヨシムラスズキ』は2台体制で参戦する。津田選手、ウォーターズ選手組に加え、辻本選手、そしてなんと、あのケビン・シュワンツ選手が加わることが発表された。
20加藤陽平監督(右)とセッティングを進める津田拓也選手。
21スプーンカーブを立ち上がる『ヨシムラスズキ』の津田拓也選手。
22昨年惜しくもランキング2位となった柳川明選手。2001年以来、久しぶりの8耐参戦が決まった『Team Green』。
23昨年はケガに泣かされた加賀山就臣選手。
24モータースポーツ特別顕彰に輝いた『Team KAGAYAMA』。2013年の8耐では、シュワンツ選手、芳賀選手らとドリームチームを結成。3位表彰台を獲得した。
25『Team KAGAYAMA』のGSX-R1000。
26ファンサービスする加賀山就臣選手。
27スプーンカーブを立ち上がる『HARC-PRO』の高橋巧選手。
2818年ぶりに鈴鹿8耐に参戦する宮崎祥司選手。
292014年は全日本ロードレースはスポット参戦に限定し、8耐に集中するホンダのエース、秋吉耕祐選手と『TSR』。
30エキシビジョンレースで早くもバトルする中須賀克行選手(手前)と柳川明選手(奥)。
31夜間走行で8耐をPR。
32ファン感謝デー明けの3月3日(月)。『鈴鹿2&4』に向けて『2輪合同公開テスト』がスタート。
33順調にテストプログラムを消化する『Team KAGAYAMA』の加賀山就臣選手。
34デグナーカーブを立ち上がる『Team Green』の柳川明選手。
35早くもJSB1000クラスに適応する野左根航汰選手。
36「全日本を三連覇してヤマハの歴史に名前を刻みたい」と、中須賀克行選手。
37Moto3クラスでGPを席巻するオーストリアのモーターサイクルメーカーKTMは、全日本では1,195ccV型2気筒のRC8Rが参戦。
38デグナーカーブを立ち上がる『HARC-PRO』高橋巧選手。
392コーナーを立ち上がる『ヤマハYSPレーシングチーム』の中須賀克行選手。
40ダンロップコーナーを駆け抜ける『ヨシムラスズキ』の津田拓也選手。トップタイム2分07秒612をマークし、だた1人7秒台に。
41BMW S1000RRを走らせるのは『TEAM Tras Hight Performance』の寺本孝司選手。
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