掲載日:2013年02月01日 フォトTOPICS
文/田中 善介 写真/土山 亮 取材協力/株式会社カワサキモータースジャパン
カワサキ 2013年ニューモデル Z 250(写真左:パールスターダストホワイト、写真右:フラットエボニー)
2013年2月1日に発表されたカワサキのニューモデル『Z 250』は、250ccクラスの正統派ロードスポーツモデル、最新型『Ninja 250』のハイパフォーマンスなエンジンとシャーシをベースに設計されたネイキッドモデルです。デザインコンセプトは、カワサキZシリーズの上位モデルであるZ800やZ1000の流れを汲み「アグレッシブ」「筋肉質」「イリーガル」「ワル」などのイメージを持たせたストリートファイター仕上げとなっています。
車体はニンジャ250同様、水冷4ストローク並列2気筒DOHC8バルブエンジンを鋼管ダイヤモンドフレームに搭載し、燃料供給はフューエルインジェクション、空気の吸入量を正確にコントロールするデュアルスロットルバルブ、軽量化されたピストン、アルミダイキャスト製スリーブレスメッキシリンダー、オイルパンの拡大など、スポーティなニンジャ250のパフォーマンスはそのままZ250にも搭載されています。さらに、市街地でのライディングにおいてより積極的なマシンコントロールを可能とするよう、キャスター角やサスペンションなどは、Z250専用の設定がなされています。
Z250の発売は2013年4月15日予定。カラーバリエーションは「フラットエボニー」と「パールスターダストホワイト」の2種類で、価格は消費税込み48万8,000円となっています(ABS装備の仕様設定はありません)。
01カワサキ 2013年ニューモデル Z 250 (フラットエボニー)
02カワサキ 2013年ニューモデル Z 250 (フラットエボニー)
03カワサキ 2013年ニューモデル Z 250 (フラットエボニー)
04カワサキ 2013年ニューモデル Z 250 (フラットエボニー)
05カワサキ 2013年ニューモデル Z 250 (フラットエボニー)
06カワサキ 2013年ニューモデル Z 250 (フラットエボニー)
07明らかにデザインされたフロントマスク。コンパクトなメーターバイザーやマルチリフレクターヘッドライトなど、Z800を意識したデザインとなっている。
08ややワイドでフラットなブラック塗装のバーハンドルを、Z250専用設計のトップブリッジに設置。ライディング時は上体がアップライトとなり、市街地走行では見通しの良さに貢献する。
09メーターはニンジャ250同様、大型のアナログタコメーターを中心に各種インジケーターを左右に配し、速度計や時計、燃料計、デュアルトリップメーター、オドメーター、「eco」マークなどを右下のマルチファンクションLCDスクリーンに表示。タコメーターの文字盤はZ250専用デザインとなっている。
10ネイキッドでありながらZシリーズを主張する大型のシュラウドを装備しているが、ほぼむき出しとなったブラック塗装のエンジンを見ると、このモデルが250ccクラスだということにあらためて気付かされる。
11ステンレス製のエキゾーストパイプは、排気量649ccのパラレルツインエンジンを搭載するニンジャ650同様、低中回転域のトルク向上のため、シリンダヘッドから左右に曲げられながらエンジン下へと伸び、管長を確保している。ラジエターもエンジン同様ブラックアウトされている。
12日本国内の法規に適合させるため、エンジン左側に樹脂製のカバーを装備している。目につく部分だけに、ネイキッドスタイルの良さをスポイルしないようデザインされている。
13タンク上面に貼られた“Z250”の小さなロゴステッカー。Zシリーズの新しい仲間として車体の各部、細部に至るこだわりがここにも見られる。
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