掲載日:2016年04月25日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部

3月下旬、盛況のうちに閉幕した東京モーターサイクルショー。プロトブースのノジマコーナーで初公開されたのが、ノジマエンジニアリングの新しいサイレンサーである。
ノジマといえば、見る角度によって色味が微妙に変化する艶黒のDLCチタンスリーブサイレンサーが有名だが、新製品はそれとは真逆の鮮やかなブルーが最大の特徴。これは陽極酸化処理によるもので、ノジマが採用するのは初めてとなる。
このサイレンサーはヒートチタンと呼ばれ、機械曲げパイプのGTシリーズに導入される。同シリーズは熟練の職人が1本ずつていねいにパイプを磨き上げたあと、独特の焼け色を付けており、ヒートチタンの青いサイレンサーとの相乗効果で独特の存在感を放つのは間違いない。
サイレンサーのエンド部は、GTシリーズ共通の輪切り+エンドリングという凝った作りで、さらにヒートシリーズのためにリベットリングを新作している。なお、パワー特性や音量など基本性能はDLCチタンを踏襲しており、各種法規制に適合した安心の車検対応マフラーだ。
写真はZRX1200ダエグ用の4in1フルエキゾーストで、同機種用はほかにスリップオンもラインナップする。これまでとは違う雰囲気のノジマを、ぜひ確かめてほしい。
[ DETAILS ]

ノジマといえばDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングによる黒真珠のようなチタンスリーブサイレンサーで知られるが、それとは対照的なのがこの陽極酸化による鮮やかな表面処理だ。ご覧のとおり非常に美しい

ヒートチタンのために新たにリベットリングを新作。エンド部はGTサイレンサー共通の輪切り+エンドリングを採用する。内部はストレート構造だ

フルエキゾースト仕様のエキパイは機械曲げで、ていねいに磨き上げたあと焼き入れを行う


集合部はノジマの看板であるスパイラルコレクター
[ SPECIFICATIONS ]



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