掲載日:2016年04月25日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
モトテックLLCが2014年から販売を開始したアラゴスタは、オランダのトラクティブ社が製作するダンパー関連パーツと、東京のスイフト製スプリングを組み合わせて作られている。最大の特徴は、太めの部材を採用することでショック自体も車体のストレスメンバーとして寄与させていること。さらに、ショップと車両オーナーが細かく仕様を決め、それを元にショックを組み上げるという販売形態を採っていることだ。
そのため、特に旧車レースファンからの支持が高い。今回紹介する内容は、まさにそんなレース現場からの声を反映したものだ。アラゴスタには目的に合わせて自由に仕様を注文できるユニバーサルオーダーシステムがあり、ショック全長350mmモデルに370mmと同容量のビッグリザーバータンク仕様が追加された。さらに、レイダウン加工した際にフレームとの干渉を避けるため、アッパー取り付け部を10mm延長した360mmモデルも登場。既存品が今ひとつ、と悩んでいたなら相談を。
[ DETAILS ]
ショック長350mm仕様でも370mmと同じ大容量のリザーバータンクが選べるようになった。レースでの熱ダレを回避したい向きに朗報だ。なお、このタンクは位置を左右に振ることも可能
アッパーマウント部を10mm延長して全長を360mmとした仕様を追加。レイダウンした際にフレームと干渉してしまう、との声を反映してしたものだ
ロアマウントは従来から仕様変更なし。長さは+5mm、+15mm、+25mmの3種類。エンドアイの穴径はφ10mm、φ12mm、φ14mm、φ16mmをラインナップしており、幅広い機種に対応する
[ SPECIFICATIONS ]
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