掲載日:2015年11月24日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
ヘッドライトをメインとしたカー用品の開発および販売を行っているスプレッド。およそ1年前、バイク用のLEDコンバージョンキットを発売した同社が、早くもその上位モデルをリリースした。それがこのスフィアLEDライジングである。
最大のポイントは、バイク業界では初となる日本製のLEDヘッドライトであるということだ。設計から生産までを国内で行うのは品質と性能を高めるのが狙いで、光束は既存製品の2400ルーメンから2700ルーメンへと向上。一方、気になるコスト増は最小限に抑えられており、H4バルブ用の価格は約3,000円アップに留まっているのだ。
製品は完全な新設計で、ファンレスという基本構造はLEDコンバージョンキットと共通ながら、ヒートシンクのデザインはまったく違うものに。特徴的なアノダイジング加工は耐食性に優れるほか、放熱性を高める効果もあるという。コントローラーは36×49.5mmと非常にコンパクトで、全長81.5mmのLEDバルブと合わせてスペースの狭いモデルへの取り付けを可能としている。
バルブのタイプはH4、H7、H9/H11の3種類で、いずれも製品寿命は3万時間と非常に長い。購入日から2年間の製品保証も付いているので、安心して使える。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
独自の配光設計により、緻密に配列されたLEDチップが驚きの明るさを実現する。消費電力はハロゲン球のおよそ1/3で、寿命は約40倍の3万時間だ
ファンレス構造ながら26枚のフィンが十分な冷却効果を発揮し、内部の電気回路を保護。20μm厚のアノダイジング加工により耐触性も最高レベルだ
コントローラーは36×49.5mmとコンパクトで、幅広い機種に装着可能だ
右からH7、H4、H9/H11用のカプラー部で、現在のラインナップはこの3種類。基本的にはボルトオンで装着可能だが、一部には加工が必要なケースも
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