掲載日:2015年11月24日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
ブレーキ系統はパッドだけでなくディスクも消耗品であり、純正ないし同等品の入手が困難な絶版車を所有するライダーにとって、これは大きな悩みになっているはず。
この度、サンスターの販売元である国美コマースは、ヤマハの1990年前後のレーサーレプリカ、TZR250RやFZR400R向けのブレーキディスクを発売した。最大のポイントは、これが純正品に準じたサイズであること。同社では従来から該当機種向けにブレーキディスクを販売してきたが、純正品の外径と同じφ282mmの製品がなく、高価な純正品を買うか、もしくはキャリパーを交換するしかなかったという。
ベースとなったのは、同ブランドのベーシックモデルであるカスタムシリーズで、アウターローターはホールタイプのみ、インナーはゴールドアルマイト処理される。純正品と同等以上の性能を持ち、気になる耐久性も優れているとのこと。何より1枚3万円を下回るプライスも、非常に魅力的と言えるだろう。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
アウターローター(ブレーキディスク)はホールタイプのみ。インナーローター(ディスクハブ)のデザインは同ブランドのカスタムシリーズを踏襲し、ゴールドアルマイト処理される
ピンは8本で、シルバーのカシメタイプを採用。ディスクハブの内径はφ64mm、取り付けボルトのPCDはφ80mm
ブレーキディスクの厚さは純正品と同じ4.0mmで、オフセットは10mm。適合車種は右の表に詳しいが、後方排気のTZR250(3MA)でも倒立式フォークになった’90年式は、ブレーキディスクのサイズが3XVと共通なので対応している
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