掲載日:2015年08月24日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
200ps(!)を発揮する998ccスーパーチャージド並列4気筒を鋼管トレリスフレームに搭載し、世界の公道に解き放たれたカワサキのニンジャH2。ノジマエンジニアリングからは早くも、スリップオンマフラーが販売されたので紹介しよう。
ラインナップは2種で、目玉はH2専用のDLCロックオンだ。ご存じの方も多いと思うが、ノジマのロックオンは通常チタンの地色となるが、今回はH2専用ということでスリーブにDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングを施しているのだ。DLCはフロントフォークのインナーチューブなどに用いられる特殊な表面処理で、耐摩耗性や耐薬品性などを飛躍的に向上させる。まるで黒真珠のような、見る角度によってさまざまに表情を変えるこのコーティングは、H2の鏡面塗装(ミラーコートブラック)との相性が抜群で、満足度も非常に高い。
もう1種のDLCチタンとも受注販売となり、いずれもJMCA認定品で車検も問題なし。付属のサイレンサーステーはアルミの削り出し品をブラックアルマイトで仕上げたもので、これもH2の醸し出す雰囲気に絶妙にマッチしている。
純正マフラーよりも似合うと評判になりそうな、ノジマのスリップオン。オーナーなら要注目の逸品だ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
右がH2専用品となるDLCロックオンで、左がDLCチタン。どちらもスリーブはチタン製で、重量は非公表となっているが、STDの7.34kgよりも軽いのは確かだ
エンドピースだけでなくスリーブの断面形状も異なる。どちらも内部はストレート構造で、各種規制をクリア
テールパイプの色は排気熱によるもので、実際の製品は焼け色なし。ステーはアルミ削り出しブラックアルマイトで、STDマフラー用も販売される
H2の鏡面塗装とDLCの雰囲気が見事にマッチしている。なお、ノジマではH2用のスクリーンなども現在開発中だ
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!