掲載日:2015年07月30日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/吉田 恵 記事提供/スマイルバイク編集部
ストライカーとはカラーズインターナショナルのバイク用パーツブランドであり、全日本ロードレース選手権やスーパーバイク世界選手権、アメリカAMAシリーズなどに参戦していた元国際ライダーの新 辰朗代表が、多彩なマシンで走ってきた経験をフィードバックしたアイテムのプロデューサーを行っている。マフラーとバックステップを二枚看板に、ユーザーの声を開発に活かして、製品内容を進化させていくことが信条だ。
ストライカー・ストリートコンセプトは、一般道における使用を前提に保安基準適合を実現した上で、パワーやサウンドまで徹底的にこだわって作られている。コンセプトこそ不変なものの、スリップオンやフルエキゾーストなど装着車に最適なスタイルと素材、サイレンサー形状をチョイス、車種ごとにスペックとビジュアルのポテンシャルアップが追求されている。
YZF-R25用ストリートコンセプトでは、マーク3サイレンサーでコンペティションテイストを演出したスリップオンと、真円サイレンサーがスマートに魅せるフルエキゾーストの2種類で幅広いニーズにへの対応が図られた。ベクトルは異なるが、どちらもR25のスポーティさを引き出してくれるデザインであり、装着時の愛車を想像して迷ってしまうのも、楽しい時間に違いない。ちなみにストライカー・マフラーとベストマッチするバックステップも近々リリース予定なので、R25オーナーは要注目だ。
ストライカーでは最新のニンジャ250SL用マフラーを開発中だそうで、新型車用パーツに積極的に取り組む姿勢は、ニューモデルでも他人と違う1台を目指す個性派オーナーにはうれしい限り。これからの製品プロデュースにおいても目が離せないメーカーのひとつになっている。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
サイレンサー内部は、パンチングパイプがグラスウールで包まれる市販マフラーに主流の構造。ストレートなパイプで排気効率を確保しつつ、保安基準まで効率的に消音する。
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