掲載日:2015年01月20日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
’80年代のレーサーレプリカブームの象徴ともなった、ホンダNSR 250R。中古市場の高騰ぶりからも、今なお、マニア間で高い人気を誇っていることが分かるだろう。
本誌’14年9月号の2ストローク巻頭特集でも、そんなNSR専用設計のサンスター製プレミアムレーシングディスクを紹介した。’13年秋に発売され、2ロットを生産したにも関わらず早々に完売したという。そうした反響の大きさに応えるべく、再設計でさらなる軽量化を果たした新型ディスクが、同社から発売された。
先に登場した製品は、アウターローターのデザインにスリット&ホールを採用していたのに対し、新型ではホールタイプを選択。見た目はオーソドックスではあるものの、優れた放熱性と重量面でのメリットが大であり、従来比で150gもの軽量化を達成している。ブレーキディスクはバネ下にあるだけに、左右で300gの差は決して少なくない。インナーローターは、これも軽さの面で有利なMタイプと呼ばれるデザインで、カラーは足元を引き締めるブラックのみ。フローティングピンも黒とされるが、オプションでほかの色を選択することも可能だ。
100%国内生産のNSR専用設計ディスクが再び市場に。オーナーはいち早くゲットすべきだろう。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
アウターローター(ブレーキディスク)の材質は、大手鉄鋼会社と共同開発したブレーキ専用特殊鋼だ。プレミアムレーシングの通常ラインナップにあるホールタイプよりも穴数が多い
インナーローター(ディスクハブ)のデザインは、軽さと剛性を高い次元で両立する“Mタイプ”と呼ばれているもの。カラーはブラックのみとなる
フローティングピンの色は通常ブラックだが、写真のように赤や青など全8色から選ぶことも可能(費用別途)
さらにフローティングの形式もフルフロとセミフロの2種類から選べる
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