掲載日:2014年09月09日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
ポータブルナビをハンドルまわりに装着するため、’06年に誕生したのがサインハウスの“マウントシステム”だ。4輪よりもはるかに振動の多いバイクで使うために、アルミ素材と硬質ラバーを組み合わせることで、優れた安定性と振動吸収性を実現。また、A:機器を固定するホルダー、C:バイクに装着するためのベース、B:それらをつなぐアームと、構成要素を3つに分割することで汎用性を高めたり、カスタムパーツとしての質感までも追求するなど、今ではデジタル機器を愛車で使うライダーたちの定番パーツとして、多くの支持を集めている。
今回紹介するのは7月に発表されたばかりの新製品。まずAパーツでは、ウェアラブルカメラの代表格であるGo Pro用と、ゴリラのCN-GP530用がリリースされた。前者は国内外のメーカーが競うようにして各種アクセサリーを販売している中で、映像のプロからも注目されるであろう商品だ。またCパーツでは、純正のレバーホルダーと交換するタイプや、2種類のステムマウントベースが新登場。後者は主にCBR250R/400R/600RR/1000RR向けで、構造も従来の斜めウスから台形ウスとするなど、固定力を高めている。
デジタル機器や車両の変化に合わせ、マウントシステムのラインナップも常に見直されている。この柔軟な対応も大きな魅力と言えるだろう。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
ウェアラブルカメラの草分け的存在であり、現在もプロに選ばれ続けているのがGoProだ。写真は組み合わせの一例で、固定力の高さは折り紙付き
バイクに装着するための台座になるのがCパーツで、上段右端がレバーホルダー用。上段中央とその左がハンドルバーにクランプするタイプで、下段のふたつはステムシャフトの穴に差し込んで固定する。汎用性は非常に高い
中間のBパーツ。長さは80mmと66mmの2種類で、どちらも5,400円で販売
Aパーツ各種。左はスマートフォン用のホルダーで、価格は1万4,040円だ
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