掲載日:2014年04月01日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
米シンプソン社のかつての人気モデルを次々と復刻させている、カナダのノリックス。SB13を’11年6月に、モデル30を’12年5月に発売した同社が、デザインをそのままに帽体の素材をカーボンに置き換えたモデルを新たにリリースした。
驚くべきはその軽さだ。ガラス繊維複合素材で作られたレギュラー製品に対し、200g近くも軽く仕上がっているという。最も軽量なM30カーボンのスモールシェルで1180g(±50g)を公称しており、国内メーカーのフルフェイスが1400~1500g近辺という現状からすると、圧倒的とも言える数値だ。
どこでも止められるシールドシステム“フリーストップ”など、基本的な仕様についてはM30、SB13ともレギュラー製品に準じるが、チンストラップのDリングはUSAシンプソンのアルミ製に変更。価格は2万円ほどアップするが、首への負担軽減や織り模様の美しさ、そして初回入荷が各200個という希少性を考えると、早めに入手するのが吉だ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
織り模様が揃っている点に注目。使わるウェットカーボンのカーボンクロスは繊維の結束力が弱く、手作業による製作段階でこの織り模様がヨレやすい。ゆえに熟練の技が必要なのだ
他の製品と同様、どの角度でも止めることが可能な世界唯一のシールドシステム“フリーストップ”を採用。シールドはどちらもクリアを標準装備
重量は左のM30の場合、スモールシェルで1180g(±50g)、ラージシェルで1250g(±50g)。右のSB13はスモールシェルで1320g(±50g)、ラージシェルで1380g(±50g)と、どちらも実に軽い
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